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「ビール・ストリートの恋人たち」デートシーン公開、石橋静河やコムアイのコメントも

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「ビール・ストリートの恋人たち」

「ビール・ストリートの恋人たち」

ビール・ストリートの恋人たち」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。

「ムーンライト」のバリー・ジェンキンスが監督を務めた本作は、1970年代の米ニューヨークを舞台に、19歳の女性ティッシュと無実の罪で逮捕された青年ファニーの愛を描くラブストーリー。このたび解禁となった映像には、ティッシュとファニーがスペイン料理店でデートをする様子が収められた。またディエゴ・ルナ演じる店員も登場する。

このたび著名人たちのコメントも到着。女優の石橋静河は「どんな制圧のなかでも人の心が屈することはないのだ、と思った。いまだに答えの見つからない現実を思いながら、光にあふれる映像とすべての美しいまなざしに救われた」とコメント。水曜日のカンパネラコムアイは「苦しみを濃く描くと共に、それを利用するかのように、根本的な強さや美しさが描かれた、愛の神話です」と感想を述べている。

「ビール・ストリートの恋人たち」は2月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

山田詠美 コメント

ジャズの流れる中、おずおずと互いを慈しみながら身をまかせて行く若い恋人たちの姿が息を呑むほど美しい。ジェンキンス監督は、前作に続き、ハードでアンフェアな人生の中にも確実に存在する、きらめくかけがえのない宝物たちを見せてくれた。

石橋静河 コメント

どんな制圧のなかでも人の心が屈することはないのだ、と思った。
いまだに答えの見つからない現実を思いながら、光にあふれる映像とすべての美しいまなざしに救われた。

コムアイ(水曜日のカンパネラ)コメント

最初の5分で、この監督は優しい光と音で世界を見ていると、みんな感じると思います。恋愛しているときに一瞬見える光。この世には存在しない“永遠”という概念が垣間見える瞬間。2人の姿にとてもシンプルな気持ちにさせられました。苦しみを濃く描くと共に、それを利用するかのように、根本的な強さや美しさが描かれた、愛の神話です。

小島秀夫 コメント

バリー・ジェンキンスの新作は、「ムーンライト」と同じく、マイノリティへの迫害を描く作品である。しかし、社会や体制への反発ではなく、過酷な環境下にあっても、支え合う人々のポジティブな愛に満ちている。抵抗や破壊よりも、全てを受け入れて、愛で人生を創造する。これはマイノリティたちの「この世界の片隅に」である。

高城晶平(cero)コメント

琥珀に閉じ込められた街の記憶を観ているようだった。肌が粟立つような喜び。声にならない苦しみ。愚かしい憎悪。そして慎ましやかな親切。全ての光景が飴色に香ばしく輝いている。

野崎萌香 コメント

詩的でロマンチックでPOPな世界の中
目を離せなくなる美しくて瑞々しく色鮮やかに生きる1組の黒人カップル。
時代の不遇を嘆く事なく、真っ直ぐに生きる2人を気がつけば応援している自分に気づきます。
ふとした時に目に入る周りの人々の優しさも力強く惹かれます。

※高城晶平の高は、はしごたかが正式表記

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