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矢崎仁司「風たちの午後」のデジタルリマスター版が公開、山戸結希からコメント到着

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「三月のライオン」「ストロベリーショートケイクス」などで知られる矢崎仁司の監督デビュー作「風たちの午後」のデジタルリマスター版が3月より劇場公開される。

1980年に発表された本作は、アパートで同居する2人の女性を軸に「女の子が女の子を好きになる」というテーマを描いた物語。ヨコハマ映画祭自主製作映画賞に輝き、エジンバラ国際映画祭、モントリオール世界映画祭など数々の海外映画祭で上映された。出演は綾せつこ伊藤奈穂美ら。矢崎と長崎俊一が共同で脚本を執筆した。

16mmフィルムで撮影されているため、映像や音声の激しい劣化があり、また使用楽曲の権利問題もあって、矢崎自ら上映を封印していた本作。しかし現在も上映オファーが相次いでいる背景を受け、デジタルリマスター版として再びスクリーンによみがえらせる運びに。ネガフィルムの修復資金はクラウドファンディングにて集められた。

劇場公開に際し、「溺れるナイフ」の山戸結希からコメントが到着。山戸は「映像における文学性の発露を眺めているうちに、痛みの感覚が身体の中にいつの間にか広がってゆき、この映画と分かち難い季節をかつて生きていたかのような、純真な錯覚に目覚めてゆく。24歳の矢崎仁司監督に、いちばん望まれるべき未来があることだけを願いながら」とつづっている。なおYouTubeでは矢崎のコメント動画が公開中だ。

風たちの午後(デジタルリマスター版)」は、3月2日から東京・K's cinema、9日からUPLINK吉祥寺で公開。

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