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学校にも家にも居場所がない14歳の少女・陽と、男たちに体を売って生計を立てる27歳の元看護師・弥生の日々を描く本作。小松が陽、桜井が弥生を演じ、毎熊克哉、大原由暉らもキャストに名を連ねた。
小松は「こんなに大きな会場が満席になってうれしいです」と笑顔で挨拶。完成までに紆余曲折があったことを明かした桜井は「映画って撮り始めたら必ず完成するものじゃないんだなと痛感しました(笑)。でもこの日を迎えられたことをうれしく思っています」と感慨を述べる。井樫は本作を「私が撮った初めての長編で、劇場で公開されるのも初めて。初めて尽くしの作品です」と紹介し「思い入れもものすごくあるので、皆さんにお披露目できて本当に光栄です」と喜んだ。
井樫の演出が厳しいものだったと話す小松は、「途中で『どうしよう、投げ出したい!』ってなってしまうこともあって。でも完成した映画を観て、監督とやってよかったなって心から思いました」と振り返る。そんな小松に桜井は「スパルタでしたよね」と共感し、「でも、監督は作品に対する思いがすごくある方だったので。それをいかに形にするか、熱量をもって伝えてくださいました」と続けた。さらに撮影当時、井樫が21歳だったことに改めて驚きをあらわにした桜井は「とてもしっかりしてるし、怖さも含めて監督の威厳がありました(笑)。感情で伝えてくださる心強い監督でしたね」と賛辞を贈った。
最後に井樫は「こういう小さな作品は皆さんの応援で広がっていくものだと思いますので、気に入ってくれたらぜひお願いします」とアピール。桜井と小松は「心をからっぽにして観ていただけたら、観終わったあとに感じるものがあると思います」「いろいろな捉え方で感じたことを発信していただけたらうれしいです」と観客に呼びかけた。
「真っ赤な星」は、12月1日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次ロードショー。
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おおとも ひさし @tekuriha
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