「真っ赤な星」新鋭監督・井樫彩はスパルタだった?小松未来と桜井ユキが撮影回想

2

304

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 23 47
  • 234 シェア

真っ赤な星」の完成披露上映会が本日11月22日に東京・テアトル新宿にて開催され、キャストの小松未来桜井ユキ、監督を務めた井樫彩が登壇した。

「真っ赤な星」完成披露上映会の様子。左から小松未来、桜井ユキ、井樫彩。

「真っ赤な星」完成披露上映会の様子。左から小松未来、桜井ユキ、井樫彩。

大きなサイズで見る(全8件)

「真っ赤な星」キービジュアル

「真っ赤な星」キービジュアル[拡大]

学校にも家にも居場所がない14歳の少女・陽と、男たちに体を売って生計を立てる27歳の元看護師・弥生の日々を描く本作。小松が陽、桜井が弥生を演じ、毎熊克哉、大原由暉らもキャストに名を連ねた。

小松未来

小松未来[拡大]

小松は「こんなに大きな会場が満席になってうれしいです」と笑顔で挨拶。完成までに紆余曲折があったことを明かした桜井は「映画って撮り始めたら必ず完成するものじゃないんだなと痛感しました(笑)。でもこの日を迎えられたことをうれしく思っています」と感慨を述べる。井樫は本作を「私が撮った初めての長編で、劇場で公開されるのも初めて。初めて尽くしの作品です」と紹介し「思い入れもものすごくあるので、皆さんにお披露目できて本当に光栄です」と喜んだ。

桜井ユキ

桜井ユキ[拡大]

井樫の演出が厳しいものだったと話す小松は、「途中で『どうしよう、投げ出したい!』ってなってしまうこともあって。でも完成した映画を観て、監督とやってよかったなって心から思いました」と振り返る。そんな小松に桜井は「スパルタでしたよね」と共感し、「でも、監督は作品に対する思いがすごくある方だったので。それをいかに形にするか、熱量をもって伝えてくださいました」と続けた。さらに撮影当時、井樫が21歳だったことに改めて驚きをあらわにした桜井は「とてもしっかりしてるし、怖さも含めて監督の威厳がありました(笑)。感情で伝えてくださる心強い監督でしたね」と賛辞を贈った。

赤い星の風船を持って登場した井樫彩。

赤い星の風船を持って登場した井樫彩。[拡大]

最後に井樫は「こういう小さな作品は皆さんの応援で広がっていくものだと思いますので、気に入ってくれたらぜひお願いします」とアピール。桜井と小松は「心をからっぽにして観ていただけたら、観終わったあとに感じるものがあると思います」「いろいろな捉え方で感じたことを発信していただけたらうれしいです」と観客に呼びかけた。

「真っ赤な星」は、12月1日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次ロードショー。

この記事の画像・動画(全8件)

(c)「真っ赤な星」製作委員会

読者の反応

  • 2

おおとも ひさし @tekuriha

「真っ赤な星」新鋭監督・井樫彩はスパルタだった?小松未来と桜井ユキが撮影回想 - 映画ナタリー https://t.co/k1hLQ5Yq6n

コメントを読む(2件)

小松未来の映画作品

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 真っ赤な星 / 小松未来 / 桜井ユキ / 井樫彩 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。