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ドラマ「電車男」ハリウッドリメイク!監督は「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン

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2005年7月期にフジテレビで放送されたドラマ「電車男」が「Train Man」としてハリウッドリメイクされる。

「電車男」はネット掲示板・2ちゃんねるへの書き込みをもとにしたラブストーリー。電車の中で酔っ払いに絡まれている女性を助けたアキバ系のオタク男性が、“電車男”と名乗り、掲示板の住人たちにアドバイスを求めながら彼女と恋愛していく物語だ。まとめサイトやブログなどで話題を呼び、2004年11月には書籍化。その後、映画やマンガ、舞台などでメディアミックス展開された。伊藤淳史と伊東美咲が共演したドラマ版は、最高視聴率25.5%を記録。全11話の平均視聴率は21.2%というヒットとなった。2006年7月には英語版書籍「Train Man」が刊行されている。

今回のドラマプロジェクトは、日本のエンタメコンテンツを紹介するマッチングイベント「J-CREATION: A FIRST LOOK SHOWCASE」を通じて実現したもの。「Train Man」は同イベントにおいて、日本の知的財産をリメイクするプロジェクトの第1号となる。 

「Train Man」では、コメディ番組「HEY! レイモンド」のクリエイターとして知られるフィル・ローゼンタールが製作総指揮を担当。監督は「ヘアスプレー」「ロック・オブ・エイジズ」のアダム・シャンクマンが務め、「ザ・リング」「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」「LEGO(R)ムービー」などを手がけたロイ・リーがプロデューサーに。またフジテレビからもコンテンツ事業室の久保田哲史が、プロデューサーの1人として参加する。

シャンクマンは「この素晴らしいチームの一員になれて、心からワクワクしています。フィルは、業界の中で一番面白く、温かい心を持った人です。誰もが抱き、経験してきた希望、夢、成功、失敗に訴えかけるこのプロジェクトに参加できる日を心待ちにしております。『電車男』のコンセプト、彼の表と裏の顔、恐怖心と弱点は、音楽を奏でるようなシリーズ化に最適の要素です。ユニークかつ爆発的に人気なこの世界は、独特なストーリーテリングを可能にしてくれる、豊かな環境です」と語った。そのほか関係者によるコメントは下記に掲載。

フィル・ローゼンタール コメント

長年にわたる「電車男」のファンとして、アダムとともに、愛の力、勇気、コミュニティといった、希望と普遍的なメッセージに満ちたこのドラマを、我々の解釈でお見せできることに胸が高鳴ります。オタクの世界から飛び出そうと奮闘する主人公、そして匿名のネット住民たちの応援は、10年前にドラマを見た頃と変わらず、今でも感動的であり、共感できるものです。

ロイ・リー コメント

私は長年にわたり、外国語作品のリメイクを手がけてきました。フジテレビのパートナーとして手がける初めての作品が「電車男」で大変うれしく思います。このプロジェクトを何年にもわたって見守ってきましたが、才能あふれるクリエイターたちを集められたとき、ようやく愛すべきこのプロジェクトを市場に出す日が来たのだと確信しました。フィル、アダムのビジョンを形にする手助けができることを楽しみにしております。

久保田哲史 コメント

「電車男」が、日本を飛び出し「Train Man」に! ハリウッドのクリエイター達がどのような「Train Man」にしてくるか楽しみであると同時にこの作品に関わっていける事を誇りに思います。

大多亮(フジテレビ常務取締役)コメント

日本独自の“オタク”をコミカルに、しかしながら1人の人間としての成長を真摯に描いたフジテレビの大ヒットドラマ「電車男」が、ハリウッドというとてつもなく大きい舞台でリメイクされるプロジェクトが始動したことを喜ばしく思います。インターネット黎明期の日本で起きた出来事をベースにした本作が、舞台を現代のネット社会に移すことで、どんな作品に生まれ変わるのか楽しみにしています。

「電車男」小説関係者 コメント

久しぶりになんかキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!? 僕も楽しみにしています

「電車男」まとめサイト管理人

電車男を応援していたネット住人は当時“いったい誰が、アレがあんな怪物にまで成長すると予想できただろうか”と語った。ましてや14年の時を経てハリウッドに進出するなど、微塵も想像しなかったに違いない。

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