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森沢明夫の同名小説を「つむぐもの」の犬童が実写化した本作は、恋人の死を乗り越えられない青年・立花明海と、余命宣告を受けた恋人を持つ女性・大滝あかねの交流を描く人間ドラマ。金井が明海、池脇があかねを演じたほか、あかねの恋人・木場裕二に安藤が扮している。
本作が本格的な映画デビュー作となった金井。主演が決まったときのことを振り返り「びっくりした。頭が真っ白になるとはこういうことかと思いました。最初に選んでいただいたあとに、お二人(池脇と安藤)が決まったんです。うれしかったと同時にプレッシャーを感じて怖かったですね」と語る。犬童は金井を選んだ理由を「ワークショップのレッスンに来てもらっていたんですが、目と声がよくて自己紹介のときの印象が強かった。明海のイメージまんまで彼以外考えられなくなったんです」と明かす。
池脇は自身の役柄について「脚本を読んでるときはいい人だなって思ってたんですが、やっていくうちに嫌な感じにも映るかなって。女性たちと話すと『小悪魔だよね』『計算ですよね』『イラつく』という意見が多くて(笑)。私も皆さんがあかねをどう思ったか知りたいです」とコメント。金井は「僕はそういうふうにまったく思わなくて……男だからですかね」と続けた。安藤は「(自身の演じた裕二が)働き盛りで家族も持ってて、自分とダブったんですよね。自分も余命を宣告されたときにどうするんだろうとものすごく考えました」と述懐。そして「1日の30%くらいはふざけて生きてるんですけど」と前置きし、「池脇千鶴の芝居が大好きなので、ふざけてやったら池脇千鶴に怒られるなと思って必死でした」と笑顔で話した。
安藤はその後、最近身の回りで起きたできごとを次々に話して笑いを起こした。また「最後にこれだけは言わせて! 一昨日仕事から帰ってきたら警察が2人来て、4歳の女の子を家でかくまってるって通報が来たらしくて。うちの子だし、そういういたずらはやめてくれってことを皆さん発信してください!」と言って会場を驚かせる。「あとこれは今日の舞台挨拶のために作ってくれたアルマーニのスーツです! 皆さん発信してください!」と付け加え、会場を盛り上げた。
最後に犬童は「みんなに身も心も大変な思いをしてもらって、丁寧に作った作品です。劇場を出たあとに皆さんの日常が少しでもきらきらしていたら」とメッセージを伝えた。
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我が青春の #安藤政信 氏がここ2年くらい再び精力的に映画やテレビドラマに出るようになってめちゃくちゃ嬉しいんだけど、トークが危なっかしいこともまた知れ渡りつつあるな。
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