「
本作はハワイでツアーガイドとして働くプレイボーイ・弓削大輔と、事故の後遺症によって新しい記憶が一晩でリセットされてしまう藤島瑠衣を描くラブストーリー。純愛もの初挑戦となった福田が「もともとラブストーリーがやりたかった人間なんですよ。ラブを信条に生きているので(笑)」と発言すると周囲から「だいぶ遠回りしたよね?」と総ツッコミが入る。福田は「原案の映画を観たときにちゃんと笑えて、ちゃんと泣ける映画だったのでこれは挑戦したいと思いました」と監督を引き受けた理由を明かした。
本作への出演を「俳優人生のご褒美」としみじみ述べる山田は「福田組でハワイのオールロケ。長澤さんとの共演。そしてチューいっぱい(笑)。いくら考えても断る理由が見つからなかった」と笑いを誘う。そして「ラブストーリーには昔よく出てたんですが、ほかのことにも挑戦したくなって。それこそ福田監督と『勇者ヨシヒコ』をやったり。でも4年ぐらい前に、またラブストーリーをやりたい気持ちになったんです」と出演への経緯を語った。
ハワイでの撮影を振り返る長澤が「ハワイって本当に浮かれちゃうんです。私何やってんだろうって反省することもあったり」と話すと、福田は「あの浮かれてる感じが役にぴったりだった。ずっと笑ってたもんね」と反応。さらに福田は「あの長澤さんが笑うやつ」と、撮影時に太賀が披露していたという長澤のモノマネを無茶ぶりする。満面の笑みで小刻みに震えるモノマネを披露し、会場の爆笑を誘った太賀に長澤は「もっとひどかったじゃん! 今日のはカッコつけてる」とクレーム。太賀が「孝之さんや二朗さんもどんどんモノマネするようになったんです(笑)。最初は笑ってた長澤さんがいつの間にか涙を流していて」と打ち明けると、長澤は「うれし泣きです」と笑みをこぼした。
イベントでは本日登壇の叶わなかった
佐藤は、福田について「いつもと一緒でした。そこに驚きました。こんだけ純愛なのに、まったく同じ演出をしておりました」と話す。福田はこれに同意しつつ「撮影中に3回ぐらい泣きました。山田くんより泣いてたもん。泣きすぎてOKと言うのがやっとでした」と述懐。「監督として正しいジャッジができているのか不安です(笑)」としつつ「今俺が泣いてるんだから泣けないわけねえだろと、確固たる何かがあった気もします」と語った。
イベントではサプライズゲストとして、主題歌「トドカナイカラ」を歌う
「50回目のファーストキス」は、6月1日より全国でロードショー。
関連記事
山田孝之の映画作品
関連商品
リンク
- 「50回目のファーストキス」公式サイト
- 「50回目のファーストキス」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
長澤まさみさんを応援します @masaminist
山田孝之「50回目のファーストキス」出演は「俳優人生のご褒美」(写真21枚) - 映画ナタリー
https://t.co/eYnaDZGAqs