エッセイマンガ「性別が、ない!」で知られる
「性別が、ない!」は、LGBTなどのセクシャルマイノリティの悩みをはじめ、恋、SEX、体、性別について描いた作品。30歳まで女性として暮らし、染色体検査で“インターセックス”と判明した新井は、男性でも、女性でもない何かと性自認し、自身の劇的な体験をエッセイマンガとして発表している。インターセックスとは、男女どちらかで統一される性器や性腺、染色体の性別があいまい、もしくは一致しない性分化疾患のこと。およそ2000人から4500人に1人の割合で生まれるとされる。
「性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々」では、新井、そしてマンガのアシスタントであり、新井と同居生活を送るゲイの青年・
「性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々」は東京・UPLINKにて公開。4月30日には同劇場にて、新井とうさきが登壇する本作の完成披露上映会も開催される。また4月25日までクラウドファンディングサイト・MotionGalleryで、制作宣伝費の支援を募集中。なおエッセイストの小島慶子、トランスジェンダー活動家の杉山文野によるコメントは下記に掲載した。
小島慶子 コメント
LGBTという言葉が広まる一方で、セクシュアル・マイノリティの総称のように使われ、性の多様さや複雑さを覆い隠してしまうことも。人の数だけ体があり、誇りや悩みや喜びがあることを丁寧に綴る作品です
杉山文野 コメント
ある人は僕を「男」だと言い、ある人は「女」だという。時に「トランスジェンダー」と呼ばれ、時に「性同一性障害」と呼ばれる。どこにもいるはずのない「みんな」によって自分ではない「誰か」にされてしまわないように。
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リンク
- 「性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々」公式サイト
- 「性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々」制作宣伝費支援プロジェクト | MotionGallery
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“インターセックス漫画家”に密着、ドキュメンタリー「性別が、ない!」公開(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/ppbpXsj6x6