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夏木マリ、「生きる街」出演の決め手は「普通のおばちゃん役をやってみたい」

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「生きる街」初日舞台挨拶の様子。左から堀井新太、夏木マリ、佐津川愛美、榊英雄。

「生きる街」初日舞台挨拶の様子。左から堀井新太、夏木マリ、佐津川愛美、榊英雄。

生きる街」の初日舞台挨拶が本日3月3日に東京・ユーロスペースにて開催され、キャストの夏木マリ佐津川愛美堀井新太、監督の榊英雄が登壇した。

宮城県石巻市を舞台にした本作は、東日本大震災で夫を失った女性・千恵子を主人公とする家族劇。千恵子を演じた夏木は「震災の話がベースになっているので、お引き受けするには勇気がいりました。被災を体験していない人間としてうそはつきたくなかったから」「しかし演じ手として普通のおばちゃんの役をやってみたかった」とオファーを受けた際の心境をしみじみと振り返る。

佐津川は「顔合わせの際はイメージ通りのカッコいい夏木マリさんがいたけれど、衣装合わせの写真を見たときに『あ!』と思った。そこには千恵子さんがいた」と夏木の変貌ぶりに言及する。また、「自分は役に引っ張られて病んだりしてすぐに悩むことがある」と話す堀井は「『全員分の気持ちになって脚本を全部読めば、違う気持ちが見つかる』と教わった」と夏木とのエピソードを披露し、その言葉を聞いた佐津川は「(夏木と)どんな話をしていたのか堀井さんに聞いたら『リンゴを食べるといいらしいよ』と言って。演技論については何も触れていなかった」と暴露。堀井を「それは胸にしまっておきたかったから!」と慌てさせた。

(c)2018「生きる街」製作委員会

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