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ダイアン・クルーガー、「女は二度決断する」引っさげ約11年ぶりに来日

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「女は二度決断する」

「女は二度決断する」

女は二度決断する」で主演を務めるダイアン・クルーガーが3月下旬、約11年ぶりに来日することが明らかになった。

「ソウル・キッチン」のファティ・アキンが監督を務めた本作は、ドイツ・ハンブルクのトルコ人コミュニティを舞台に、トルコ移民である夫と息子を爆弾テロによって奪われた女性カティヤが復讐を決意する姿を描いた物語。本作で第70回カンヌ国際映画祭の女優賞を受けたクルーガーがカティヤを演じ、デニス・モシット、ヨハネス・クリシュ、ヌーマン・アチャル、ウルリッヒ・トゥクールらがキャストに名を連ねる。

クルーガーは「撮影に入る前に約6カ月かけて30家族ほどのテロや殺人事件の犠牲者となった方々に話を聞いて、とてつもない苦しみや哀しみや重みを引き受けなければいけないと感じました。この経験は私の人生を完全に変えました。撮影中、何度も自分が演技をしているのではないような感覚になったんです」とコメントを寄せた。

「女は二度決断する」は、4月14日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。クルーガーはアキンやモシットとともに来日する予定だ。

ダイアン・クルーガー コメント

「女は二度決断する」について

もともと私はファティの作品の大ファンでした。2012年のカンヌで「あなたの映画に出たい」と話して、ようやく夢が叶ったんです。この映画のもとになったネオナチによる事件については、ドイツに住んでいなかったこともあって、当時は知りませんでした。「女は二度決断する」は犯人側の動機は問題にしていません。ただ、家族を失った者が感じる悲痛な感情を描いています。撮影に入る前に約6カ月かけて30家族ほどのテロや殺人事件の犠牲者となった方々に話を聞いて、とてつもない苦しみや哀しみや重みを引き受けなければいけないと感じました。この経験は私の人生を完全に変えました。撮影中、何度も自分が演技をしているのではないような感覚になったんです。自分の目の前で起きていることに反応しているような……。今も私の中にカティヤはいます。この作品は私にとってとても大切な映画になりました。

第70回カンヌ国際映画祭での女優賞獲得に関して

「女は二度決断する」は映画祭最後の週末に上映されました。だから私たちは日曜日に街にいたのです。私たちは日曜日の午後に声がかかり、何かを獲得したから帰らぬように、と知らされました。なんの賞を獲得したのか知らなかったので、会場で自分たちの名前が呼ばれた瞬間、ひどく興奮しました。その瞬間のことは、私は正確に覚えていません。その週に、マンチェスターでアリアナ・グランデのコンサートでテロが起こったので、特に感情的でした。数十人のカティヤがイギリスで生まれたのです。

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