「風の色」古川雄輝、Mr.マリックとマジック披露「正直どうやったかわからない」

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風の色」の初日舞台挨拶が本日1月26日に東京・TOHOシネマズ 日本橋で行われ、キャストの古川雄輝藤井武美、マジック監修を担当したMr.マリックが出席した。

「風の色」初日舞台挨拶の様子。

「風の色」初日舞台挨拶の様子。

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北海道・知床と東京を舞台とする「風の色」は、同じ容姿をした2組の男女の姿を描くラブストーリー。古川はマジシャンを志す青年・涼と天才マジシャン・隆、藤井は涼の前から突然姿を消したゆりと涼が旅の途中で偶然出会う亜矢を演じている。「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨンが監督を務めた。

古川雄輝

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黒いスーツ姿で登場した古川は「撮影したのは約3年前になります。やっと皆さんに観ていただけるのでうれしいです」と笑顔で挨拶。今まで出演した作品の中でもっとも大変だったという撮影を回想しながら「マジックのために氷水に入ったり、本当に過酷で……。でも監督が非常に愛情のある人で、毎日一緒にご飯を食べていました。撮影が終わったあとも連絡をくれたり」とクァク・ジェヨンとのエピソードを披露する。

藤井武美

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約1万人の中からオーディションで選ばれたという藤井。「やっとこの日が来たなと。うれしさとドキドキを感じながら今ここに立っています」と緊張気味に述べ、「監督の作品が前から大好きだったので、『このオーディションは勝ち取るしかない!』と思って臨みました」と当時の心境を明かす。撮影について尋ねられると「今回は泣くシーンがとても多くて。泣く必要のないシーンで感情があふれて涙が出てしまったとき、監督が『これからは自分で涙をコントロールできるようになるといいね』と優しくアドバイスをくれました」と語った。

左からMr.マリック、古川雄輝、藤井武美。

左からMr.マリック、古川雄輝、藤井武美。[拡大]

左からMr.マリック、古川雄輝、藤井武美。

左からMr.マリック、古川雄輝、藤井武美。[拡大]

またイベントでは古川、藤井、マリックが協力しロープマジックを披露。運命の人同士をつなぐ“赤い糸”に見立てたロープの両端を藤井とマリックがそれぞれ持ち、古川がその真ん中にはさみを入れる。その後マリックが2つに切れたロープを結び、それをコップに投入。古川と藤井が手のひらで“愛のパワー”を注いだあと取り出すと、元通りの1本のロープに変化していた。古川が「正直、僕もどうやったのかわからない」と話すと、マリックはニヤリとした表情を浮かべる。

本作の見どころを聞かれた藤井は「撮影を行った北海道の美しい景色も見てほしいし、“クァク・ジェヨンワールド”も堪能してほしいです」と力強く述べる。そして古川は「映画内には素敵なマジックシーンがたくさんあります。日韓合作なので海外映画を観ているような気持ちになれると思います」と観客にアピールした。

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(c)「風の色」製作委員会

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映画「風の色」 @kazeiro1

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