Blu-ray / DVDが発売されたことを記念して「一夜限りの『WE ARE X』'mas上映会」と題し行われた本日の上映会。会場にはコスプレをしたファンが集まり、サイリウムを手に持って映画を鑑賞した。スマートフォンで動画を撮りながら客席の通路を歩きステージに上がったYOSHIKIは「We are!」と叫び、ファンから「X!」と返されるおなじみのコール&レスポンスでトークショーをスタートさせる。
映画を25回観たというファンからの「今後、続編は出ますか?」という質問に対して、YOSHIKIは「『WE ARE X』を作るのに覚悟が必要でした。X JAPANはこの映画の題材であって、精神的にも大変な時期を過ごした末にこの映画が生まれました。映画が完成したあとに、PATA(G)が倒れたり、イギリスのウェンブリー公演が終わったら今度は僕が首の手術をしたりいろいろありました。もし続編を作るなら“死”とか“洗脳”じゃなくて、もうちょっと幸せな内容になるといいですね。結婚とか」と答え、笑いを誘った。
続いて夢を追い求めることについて聞かれると、「みんなは夢を夢だと思うだろうけど、僕は夢は必ず現実になると思っているので、それを信じて突き進んでいます。夢を夢のままでは終わらせないということが大切だと思います」とアドバイス。さらにYOSHIKIは「昔は“破滅の美学”みたいなものを信念に持っていました。でも首の2回目の手術を受けたこともあるので、これからは“継続の美学”を大切にしたいです。ドクターストップがかかってるから、無茶をしたらまた手術が必要になるかもしれない。でもロックバンドだから静かに叩くわけにはいかないんです。これに関しては葛藤がありましたけど、近いうちにドラムを叩く姿を見せられると思います」とドラマーとしてのカムバックを改めて宣言し、ファンを喜ばせた。
イベントでは額に「X」と描いた
最後に2018年の抱負をYOSHIKIは「毎年聞かれるんですけどね。やっぱりアルバムを出せるようにしたいのと、体が悪かったこともあったけど、元気になって激しいステージができたらと思っています。いつもバンドを支えてくれる皆さんにとってもいい1年になるよう、心から祈っています」と語り、イベントの幕を閉じた。
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- 「WE ARE X」公式サイト
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