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今回の来日が3度目となるミケルセンは、青色のパーカーにカーゴパンツといういでたちで登場。まず服装について「妻が選ぶときもあるけど、今日は自分で選んだよ」とアピールし、会場を盛り上げる。日本の印象を聞かれると「皆さん素敵な方ばかりで、規律正しく、行列でも騒がないのはすごいことだと思う」と述べた。また昨日の夕食を「スキヤキ」と明かし、「今まで試したことはなかったけど気に入ったよ。今夜も食べようと思う」と笑顔を見せる。
話題は、ミケルセンが人食い殺人鬼ハンニバル・レクターを演じた海外ドラマ「ハンニバル」へ。同作に出演した経緯を、「もともとキャストのヒュー・ダンシーと親交があって、彼とは相性がよかった。それで監督や脚本家に気に入ってもらえたんだ」と振り返りつつ、「でも起用された一番の理由は、実生活でも人を食べている唯一の役者だからだろうね」とジョークを飛ばす。小さい頃からホラー映画に魅了されていたというミケルセンは、「ハンニバル」の世界に入れたことへの喜びをあらわにしていた。また「007/カジノ・ロワイヤル」「ドクター・ストレンジ」などで悪役を演じてきたミケルセンは、「ヒーローを演じてみたいか」という質問に対し「表裏一体の関係性なので、ヒーローにも欠点や過ちはあるし、ヴィランのやり方が正しいときもある」と回答。「でも、もし1人選ぶなら、年老いたスパイダーマンを演じてみたいね」と期待を込めて語った。
最後にミケルセンは「日本および東京は、コミコンにとてもふさわしい場所です。まだ2回目の開催と聞いて驚きました。数年後には世界最大規模のコミコンになることを信じています」とメッセージを送り、会場をあとにした。
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