「モリのいる場所」山崎努と樹木希林が熊谷守一の回顧展で音声ガイド担当

「モリのいる場所」に出演する山崎努と樹木希林が、展覧会「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」の音声ガイドを務めることがわかった。

「モヒカン故郷に帰る」の沖田修一がメガホンを取った本作。30年間ほとんど家を出ることなく庭に生きる命を描き続け、“仙人”と呼ばれた画家・熊谷守一をモデルに、94歳の彼が過ごす夏の1日が描かれる。13年ぶりに主演を務めた山崎がモリを、樹木が彼を支える妻・秀子を演じた。

山崎と樹木が音声ガイドを務める熊谷の大回顧展「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」は、12月1日より東京・東京国立近代美術館にて開催。このたび公開されたコラボビジュアルには猫や蟻、蝶といった生き物のほか、「画家 熊谷守一 94歳 もっと生きる もっと描く」「いのちの庭にきままに遊ぶ」というコピーも添えられた。

また熊谷と彼の作品「宵月」をテーマにした番組「美の巨人たち」が、12月9日にテレビ東京系、2018年1月10日にBSジャパンで放送されることも明らかに。同番組では山崎が熊谷の魅力を語り尽くすほか、「モリのいる場所」の特別映像も観ることができる。

「モリのいる場所」は、2018年5月に東京・シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。

※山崎努の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

没後40年 熊谷守一 生きるよろこび

2017年12月1日（金）～2018年3月21日（水・祝）東京都 東京国立近代美術館

美の巨人たち

テレビ東京系 2017年12月9日（土）22:00～22:30
BSジャパン 2018年1月10日（水）23:00～23:30