本作は、妻を早くに亡くし一人娘と暮らす島田勇作と、亡き妻の遠縁にあたる少年・政美の交流を描く人間ドラマ。豆腐屋を営む勇作を小林、東日本大震災の津波によって家族全員を失った政美を
「蝉しぐれ」で知られる
「星めぐりの町」は、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、イオンシネマ 豊田KiTARA、トヨタグランドで2018年1月20日より先行ロードショー。また1月27日より東京・丸の内TOEIほか全国で公開される。
黒土三男 コメント
2011年3月、東日本大震災が起こりました。
千葉県浦安市にあった自宅は半壊し、
私は姉や兄を頼って豊田市に移り住みました。
豊田市に来たのは初めてではありません。40年も前からしょっちゅう遊びに来ていました。
だから豊田の町のことはよく知っていました。「そうだ、豊田の町を舞台にして、映画を作ろう」そう思ったのは、ごく自然なことでした。この映画に登場するのは、偉い人でも何でもありません。
ごく普通の人々です。企業に勤める人、農業や漁業を営む人、商店街で働く人、米屋さん肉屋さん八百屋さんなどなどです。映画の舞台となる場所も、町、山、川、田んぼ、会社、工場……などごく普通の風景です。
そんな豊田の普通の場所と普通の人々が織りなす感動的な映画にしたいと思っています。クスクス、ゲラゲラ笑って、けれど次第に涙がぽろぽろ流れ、映画が終わっても席を立てない、いや立ちたくない、そんな映画を作りたいと思っています。
小林稔侍の映画作品
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ソイフードジャーナル記者 @k_food_journal
小林稔侍の初主演作「星めぐりの町」場面写真8枚解禁、監督のコメントも - 映画ナタリー https://t.co/0cepqFWdYd