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クストリッツァも絶賛、ヴェネツィア2冠に輝いた長谷井宏紀のロードムービーが公開

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「ブランカとギター弾き」

「ブランカとギター弾き」

映像作家、写真家の長谷井宏紀がメガホンを取ったロードムービー「BLANKA」が、「ブランカとギター弾き」の邦題で公開されることが決定した。

本作は、新人映画監督を発掘するプロジェクト、ヴェネツィア国際映画祭カレッジシネマ部門の出資を受けて制作されたもの。フィリピン・マニラを舞台に、母親を金で買うことを思いついた孤児の少女ブランカと盲目のギター弾きピーターの旅を描く。

出演には、セリーヌ・ディオンの楽曲をカバーした映像がYouTubeで話題を呼んだサイデル・ガブテロピーター・ミラリらが名を連ねる。なお本作は、第72回ヴェネツィア国際映画祭のマジックランタン賞、ソッリーゾ・ディベルソ賞など数々の映画賞を獲得した。

長谷井と親交のある浅野忠信は、本作の日本公開決定にあたって「早く皆さんに観てもらってどんどん撮ってください!」と激励。映画監督のエミール・クストリッツァは「強く心に響き、私を幸せにした。なんて美しい映画だろう!」と本作を絶賛している。また長谷井は「路上に生きる子供の視点を借りて、力強く生きる子供達と楽しんで作ったこの小さな映画を、今回日本の皆さんに観て貰える機会を頂けたのは、とても嬉しいです」とコメントを寄せた。

「ブランカとギター弾き」は今夏より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。

浅野忠信 コメント

長編映画デビューおめでとう! たくさんの面白い話を聞いているので、早く皆さんに観てもらってどんどん撮って下さい!

エミール・クストリッツァ コメント

強く心に響き、私を幸せにした。なんて美しい映画だろう!

長谷井宏紀 コメント

映画に国境なんてない。僕らはいつかは誰もが子供だった。そしていつの日か大人になった。僕が子供だった頃、どうして戦争なんかがあるんだろうと不思議に思っていたけれど、それから数十年経った今も、何ら変わらない。僕は子供だった頃の世界を感じる純粋な思いを捨てたくないし大人になって見つけたこともある。路上に生きる子供の視点を借りて、力強く生きる子供達と楽しんで作ったこの小さな映画を、今回日本の皆さんに観て貰える機会を頂けたのは、とても嬉しいです。

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