清水富美加と
本作は、小説すばる新人賞を受賞した山本幸久の「笑う招き猫」をもとにした青春ドラマ。結成5年目の売れない漫才コンビ“アカコとヒトミ”がお笑いの世界で奮闘し、ときに挫折しながらも夢を追いかける姿を描く。
イベントでは、挨拶もそこそこに大喜利コーナーへ。ドラマの場面写真を見てセリフを考えるというお題で、まず最初に松井扮するアカコが鰤を持っているシーンのパネルが掲げられる。共演陣の心配をよそに、「やりますよ!」と意気込む松井。先輩芸人たちが見本のようなボケで回答し、そこそこの笑いを巻き起こす中、松井は「怒られそうなことしか思い浮かばない」とおびえながらも「豊洲(市場)、ここになったわよ!」と時事ネタを交えたセリフを披露。意外な回答に客席は大ウケで、なすなかにしの那須晃行からは「いいじゃない!」と褒め言葉が飛び出す。
続いての写真は、アカコら幼なじみ3人組が生垣から顔をのぞかせているシーン。今度は松井が即座に手を挙げ、「見て見て! なすなかにしがスベってる!」と写真にアフレコ。観客の反応を見て「ウケた!」と喜ぶ松井に、なすなかにしの2人は「つい先ほどの(自分たちの)状況やないか!」と嘆く。また角田が「元気そうだね、富美加ちゃん」と清水の不在を回答に織り交ぜると、松井が「よかった、よかった!」と無邪気に便乗する場面も。最後は飯塚の指名により、松井が罰ゲームを受ける羽目に。マスコミ陣のシャッターチャンスを気にかけ、松井は角田からのハリセンを頭に2回受けるサービス精神を発揮していた。
映画に先駆け、アナザーストーリー的な内容のテレビドラマが全4話にわたって放送された本作。松井は「ドラマとはまた別のテイストになっています」と映画の内容をアピール。そして飯塚は「この作品は“やめる”がテーマ。次の人生へ前向きに進むため、“やめる”という判断をしていく人たちの話です」と観客に語りかけた。
「笑う招き猫」は、4月29日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。なお本作のキャンペーンとして、女性2人組には「女性コンビ割引」、芸能事務所に所属、もしくは芸能界を目指している人には「タレント割引」が適用される。これらの割引はともに自己申告制。対象劇場などの詳細は映画公式サイトで確認を。
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