ヴェネツィア映画祭で男優賞と脚本賞を獲得、熟年の恋描く法廷劇が公開

2015年の第72回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀男優賞と脚本賞を受賞した「L'HERMINE」が、「アムール、愛の法廷」の邦題で公開される。

本作は、「大統領の料理人」「恋愛小説ができるまで」のクリスチャン・ヴァンサンが監督を務めた大人のラブストーリー。厳格で人間味がないと周りから恐れられている裁判官のミシェルが、かつて入院中に思いを寄せていた女医ディットと偶然再会したことで変化していくさまが描かれる。ミシェルを「ボヴァリー婦人とパン屋」「危険なプロット」などで知られるフランスの俳優ファブリス・ルキーニが演じ、ディットには本作で2016年の第41回セザール賞助演女優賞を獲得したデンマークのベテラン女優、シセ・バベット・クヌッセンが扮する。

「アムール、愛の法廷」は、5月13日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。