「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、東野圭吾の同名小説を「PとJK」の
重要な役どころである若者3人組の1人を探している中、KADOKAWAのプロデューサー・二宮直彦が紹介を通じて寛一郎に巡り会い、キャスティングに至った。本作が俳優デビュー作となる寛一郎は「親のことを言われるのは正直嬉しくはないですが、注目していただけることはありがたいことでもあるので、それをプラスに変えて今後の俳優人生を進んで行こうと思っています」と今後の活動へも意欲を見せている。彼と会ったときには出自を知らず、後日聞いて驚いたという二宮は「幸平役には作りモノではないイノセントな雰囲気を求めていて、彼の佇まいと目がとても印象的で好感を持ちました」と起用の理由について明かした。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は9月23日より全国ロードショー。共演には、敦也と時を超えて交流を育むナミヤ雑貨店店主・浪矢雄治役の西田をはじめ、
寛一郎 コメント
この度、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で初めて映画に出演させていただくことになりました。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の撮影現場は、同世代の俳優3人でずっと一緒だったのと、スタッフの皆さんがとても真摯に作品作りに向合っているのが伝わってきて、とても楽しい現場でした。
17か18歳の時に、俳優を目指そうと決意し、その後、そのことを父親に伝えた時は、「そうか」と一言でしたが、色々な意味が含まれた言葉で、今も鮮明に心に残っています。
親のことを言われるのは正直嬉しくはないですが、注目していただけることはありがたいことでもあるので、それをプラスに変えて今後の俳優人生を進んで行こうと思っています。
将来は、「いい俳優」と言われるような俳優になりたいです。
二宮直彦(プロデューサー)コメント
キャスティングの方から何のプロフィールもなく、俳優経験もほぼ無いのだけど是非会ってほしいという事で初めて寛一郎くんに会いました。
多分緊張していたのだと思いますが、何を聞いてもなかなか答えてくれない(笑)。
少々困惑しましたが、幸平役には作りモノではないイノセントな雰囲気を求めていて、彼の佇まいと目がとても印象的で好感を持ちました。
後日、彼の出自を聞いて驚きましたが、西田敏行さんとの共演という事からも運命的なものを感じて廣木監督にも会っていただきました。
監督は面談後、即決で「幸平は彼で」と決断が非常に早かったです。監督も彼から幸平像を見たのだと思います。
クランクイン前に3人組で3日間リハーサルを行い、幼馴染である関係性を作り込んでいきました。
現場で監督は寛一郎くんに多くを語らず彼自身に考えさせて引き出すように演出されていました。
荒んだ環境の中にある3人組の中で良心のよりどころとしての幸平を見事に体現して物語にアクセントを作っていました。
今の寛一郎くんだからこそ放つキラメキみたいなものが幸平に反映されていると思います。
今後さらに成長して活躍される事が楽しみな俳優さんです。
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- 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」公式サイト
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