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ゲーム「アサシン クリード」をもとにした本作は、伝説のアサシン(暗殺者)であった先祖の人生を追体験させられる男カラム・リンチの運命を描くSFアクション。ファスベンダーがカラムを演じ、「マクベス」のジャスティン・カーゼルが監督を務めた。
2度目来日だというファスベンダーは「初めて来たとき日本のことがすごく気に入りました。日本食はイタリア料理と並んで好きな食事。デザインや建築がクールで、人間同士が敬意を払い、規律を重んじる人柄も素晴らしい。帰国したあとも早く戻りたいと思っていました」とコメント。製作者にも名を連ねるファスベンダーは作品について「愛を注いだ映画。6年前にゲーム会社と話を始めた。やっとここまでたどり着きました」と述懐し、満面の笑みを見せる。
感動で泣き出す観客もいる中、作品の見どころを聞かれたファスベンダーは「ゲームには登場しない時代が出てくる。またゲームに登場する武器も出てくるので原作ファンもたまらないと思います」と返答。続けて「ジェレミー・アイアンズは伝説的な俳優。声の質やセリフの発し方が素晴らしい。またマリオン・コティヤールとは『マクベス』で共演しており気心が知れていた。本作でも作品の質を高めてくれた」と共演者を絶賛した。
イベントには日本語吹替版でカラムの声を担当する
その後も斎藤は「悩殺されそう」「瞳の吸引力がすごい。ダイソンよりもすごいんじゃ……」とファスベンダーを称賛。ファスベンダーも「イケメンだね」と斎藤を褒め、「このあと一緒に食事でも行こうか?」と誘う。その言葉に斎藤は「新宿ゴールデン街に連れていきたい」と興奮気味にコメントする。
イベントでは劇中に登場するエデンの果実を模した小道具も登場。それを見たファスベンダーは「フットボールのようだ」と述べ、斎藤に客席に向かって蹴ることを勧めるなどお茶目な一面をのぞかせる。斎藤と共演するとしたらどんな作品がいいか聞かれたファスベンダーは「『アサシン クリード2』はどうだい?」と提案。齋藤工名義で監督も務める斎藤は「リップサービスとして言っている面もあるかと思う。なのでこちらからオファーするだけしてみようと思います」と共演の実現に向け動く姿勢を見せた。
「アサシン クリード」は3月3日より全国ロードショー。
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