孤独な男が宇宙人に食べられるまでの1週間とは?本多力主演のコメディが上映決定

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劇団・ヨーロッパ企画所属の本多力が主演を務めるコメディ「食べられる男」の上映が決定した。

「食べられる男」ポスタービジュアル

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「食べられる男」は、地球平和のために作られた“地球人被食条約”により、1週間後に宇宙人に食べられることが決まった孤独な工場員・村田よしおの日々を描く作品。村田が、おいしく食べられるために準備をする姿や、さまざまな出会いを経験するさまなどが切り取られていく。

「食べられる男」

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本作でメガホンを取ったのは、共同監督作「小村は何故、真顔で涙を流したのか?」が第17回京都国際学生映画祭の長編部門グランプリに輝いた近藤啓介。脚本協力としてヨーロッパ企画の上田誠が参加した。なおこの映画は、映像文化振興事業シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)のバックアップを受けて制作されたもので、過去のCO2助成作品には、横浜聡子の監督作「ジャーマン+雨」、石井裕也の「ガール・スパークス」などがある。

「食べられる男」

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「食べられる男」は、4月29日から5月5日まで東京・新宿K's cinemaにてレイトショー上映。初日には舞台挨拶が行われるほか、上映期間中は連日トークイベントの開催が予定されている。詳細は映画の公式サイトにて確認を。

本多力 コメント

1年前に1カ月間、近藤監督はじめ20代前半のスタッフ、キャストの皆と寝食を共にし、合宿みたいにどろどろになりながら撮影しました。遅れてきた青春を過ごしているような日々でした。
村田よしおという哀しい男の最後の1週間のお話です。その哀しみと向き合うのはしんどい時間でしたが、自分には必要で有難い時間だったと思っています。
劇世界と撮影を通して、必死で誰かと何かと向き合って生きていくしかないんだということを強烈に思わせてくれたこの映画は、自分にとって大切な作品になりました。ぜひ観ていただきたいです。

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