Netflixオリジナルシリーズ「サンタクラリータ・ダイエット」の撮影がアメリカ・カリフォルニア州のサンタクラリータにあるスタジオで行われ、キャストの
本作は、ロサンゼルス郊外のサンタクラリータで不動産仲介業を営む夫婦を軸としたホラーコメディ。なんとなく満たされない毎日を過ごす2人だったが、妻・シーラがある日突然“不死者(アンデッド)”に変貌して人肉を欲するようになったことから、夫婦の生活は刺激に満ちたものになっていく。オリファントとバリモアは夫・ジョエルと妻・シーラをそれぞれ演じたほか、エグゼクティブプロデューサーにも名を連ねた。
本作について「地に足の着いた、人間的な要素を感じられる物語」と語るバリモアは、「エイリアンやデッド、アンデッドといった要素で遊びながらも、人類の共通点である人間関係をテーマとしているところがこのシリーズの魅力です」とアピール。また「死ぬということはネガティブに捉えられがちですが、シーラにとっては人生で最高の出来事だったのです」と本作のポイントを明かす。
“不死者”になったことで、より攻撃的で自己主張が強くなっていくシーラだが、自身に関しては「この世に生まれた瞬間からそうですね。私は母の子宮から、マティーニ片手に『さあ、行くわよ!』と言って飛び出したと思います(笑)」と言ってのけるバリモア。役作りのため、たんぱく質ダイエットに近い方法を使って実際に減量したという彼女は「誰でも健康的でクレイジーな変化を経験すると、感覚が研ぎ澄まされるような、わくわくした気持ちになるというのは本当ですね。シーラのように変化を経験するということは楽しいことですよ」と声を弾ませた。
本作で初めてドラマのレギュラー出演を果たしたバリモアに対し、オリファントは「JUSTIFIED 俺の正義」など多くのテレビシリーズで活躍。「自分が興味を持てる素材かどうかを察知するのが得意」と自負する彼は、「脚本を読み終わる前に出演したいと確信できた」と話す。そして「夫役の立場でいうと、同シリーズは家族や妻とともに生きながら、彼らを守ろうとする男の話。想像を絶する手段を取らなければならないわけですが、それが自分の宿命だと受け入れたあとの道のりは、愛にあふれた確かなものであり、とんでもなく面白くなっていくのです」と自身の演じた役の視点から本作の魅力を熱弁した。
またバリモアは、慣れ親しんだ映画製作においては始まりから終わりまですべてが把握できると説明したうえで「今回のようにエピソードごとに何が起きるか、どのように進むかわからないというプロセスは初めてなので、出演を決めることがとても怖くもありました」と打ち明ける。しかし製作総指揮のヴィクター・フレスコの名を挙げ、「すべては彼の声にもとづいたもので、彼を知れば知るほど、信じて、尊敬するようになりました」とすでに不安は払拭された様子。「現場には、とてもポジティブでヘルシーな空気が流れていて、素晴らしい夏を過ごすことができました。そしてそのエネルギーは、必ず作品に反映されるものだと思います」と、本作に携わったことへの喜びを口にした。
「サンタクラリータ・ダイエット」は2月3日より全10話一挙配信。
※動画は現在非公開です。
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寒河江 弘👊♋いや絶対生きるやで! @sagaehiroshi
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