吉田修一の同名小説を映画化した本作は、千葉、東京、沖縄を舞台に、ある殺人事件の容疑者として浮上した3人の男たちと、彼らを取り巻く人々が信用と疑惑の間で揺れるさまを描いた群像劇。
このたび監督の李、主演の渡辺、そして容疑者を演じた森山、松山、綾野の5人がビジュアルコメンタリーに初挑戦。李の「最初から犯人が誰か言っていきます!」というネタバレ解禁発言とともに収録はスタートし、千葉編・東京編・沖縄編とそれぞれの撮影現場への質問が飛び交っていく。
漁協の職員を演じるにあたり、4日間かけてフォークリフトの免許を取ったという渡辺。その話を受け、松山が「こんなオーラがある人が漁協の職員!?って思ってたけど、フォークリフトに乗ったら漁協の職員になっていた」と驚きを口にすると、渡辺が「(溶け込みすぎて)地元の人に『今日競り何時から?』と話しかけられた」と明かし笑いを誘う。また妻夫木とゲイカップル役を演じた綾野は、2人が暮らす部屋のセットにあったスタンドライトを買い取り、自宅に置いている話や、思わず試写室を出そうになったほどショックを受けたというシーンについて触れた。このほか、渡辺が「ある小道具が犯人を示す伏線となっていることに、2回目を観たときに気付いた」と話すように、作品をより深く楽しむためのヒントが語られている。
豪華版には、メイキングドキュメンタリーや特番などの映像も収録。さらに未公開スチールなどを掲載した全40ページのブックレットが封入される。
※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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情報解禁となりました!先日のエントリーで書いたビジュアルコメンタリーは、この記事のものでした。渡辺謙と3人の容疑者たち、という切り口で作品を掘り下げていきます。ご期待ください。
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