35歳で夭逝したベーシスト、ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー公開

世界的ベーシストとして知られるジャコ・パストリアスのドキュメンタリー「JACO」が、12月3日に公開される。

1976年リリースのソロアルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」で知られ、ジャズフュージョングループのウェザー・リポートでも活動したパストリアス。しかし同グループを脱退した後ドラッグに溺れ、アパートも追い出されて路上生活を送ることとなる。そしてクラブのガードマンとの乱闘の末、昏睡状態に陥り、35歳でこの世を去った。

本作では、現存する映像によって彼の生い立ちから華々しいデビュー、死までを追っていく。またレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、ジョニ・ミッチェル、スティングら、親交の深かったミュージシャンのインタビューを通して、彼の生涯に迫る。

監督を務めたのは、X JAPANのドキュメンタリー「We Are X」を手がけたスティーヴン・キジャック。メタリカのロバート・トゥルージロが製作総指揮を行った。

「JACO」は東京・新宿シネマカリテほか全国で順次上映。なおパストリアスの生誕日である12月1日には、同館でジャパンプレミアが開催される。

※動画は現在非公開です。