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陣内孝則が柳葉敏郎を賞賛「トレンディ時代には感じたことのない熱を感じた」

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左から入山法子、渡辺大、木南晴夏、山崎樹範、陣内孝則、柳葉敏郎、浅利陽介、佐藤二朗、柾木玲弥。

左から入山法子、渡辺大、木南晴夏、山崎樹範、陣内孝則、柳葉敏郎、浅利陽介、佐藤二朗、柾木玲弥。

幸福のアリバイ~Picture~」の完成披露が本日10月26日、東京・丸の内TOEIにて行われ、監督を務めた陣内孝則をはじめ、柳葉敏郎山崎樹範浅利陽介木南晴夏柾木玲弥入山法子渡辺大佐藤二朗が舞台挨拶に登壇した。

「ロッカーズ ROCKERS」「スマイル~聖夜の奇跡~」に続いて陣内がメガホンを取った本作は、冠婚葬祭をテーマに人生の悲喜こもごもを映し出す群像劇。「俳優としては完璧な男ですが、監督としては未熟なところがあるかもしれません」という陣内の宣言から舞台挨拶がスタートした。

成人式に特攻服で出席しようとする青年を演じた柾木は「今日は正装で来たんで見てほしかったんですけど……」と両親役を演じた中井貴一木村多江の不在を寂しがる。続いて「(撮影は)非常に緊張しました。本番中、中井さんとの掛け合いのときにくしゃみをしちゃったんですよ。やってしまった……と思ったんですけど、監督も中井さんも『そのくしゃみいいね! 息子っぽい』と言ってくださり、この現場の温かさを感じました」と感動を伝える。

それを受けて陣内は「柾木くんはピカピカしてました。彼は唯一オーディションで選んだんですけど、『ロッカーズ ROCKERS』の玉木(宏)、玉山(鉄二)も俺が選んでますから。次は柾木が来るんで! CMとかいっぱい来たときは300万円くらい俺に持ってきて。事務所と相談してアフターケアを」とおどけて見せた。

陣内は娘の出産を控える父親を演じた柳葉について「一緒に芝居の仕事をするのはおそらく10年以上ぶり」と語り、「長ゼリフも完璧にやってくれた。トレンディ時代には感じたことのない熱を感じました」と賞賛。柳葉は「陣内さんから直接オファーをいただきまして。『断ってもいいからね』と3連呼。断れないですよね(笑)」と出演の経緯を明かす。

続いて、本日登壇できなかった中井からのビデオメッセージがスクリーンに映し出された。「現場は陣内さんの人柄といいますか、温かい現場で。陣内さんのためによい作品にしようとがんばった記憶があります。面白くなかったら陣内さんのせいです」という中井の言葉に、陣内は「私は監督の才能には恵まれてないかもしれないけど、友人には恵まれているんです」と満足気な表情を浮かべる。

最後に陣内が「私も未熟ですので、皆さんが満足できるとも思っていません。つまんなかったなと思った方は隣近所の皆さんに『君の名は。』のような映画だったと、そういうふうに言ってくだされば幸いです」と観客を笑わせ、イベントを締めくくった。

(c)2016「幸福のアリバイ~Picture~」製作委員会

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