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本上まなみ、リリー・フランキーがアニメ「ソング・オブ・ザ・シー」で吹替担当

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第87回アカデミー賞長編アニメーション賞ノミネート作「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」の日本語吹替版キャストが発表された。

本作はアイルランド神話「アザラシ女房」をもとにしたファンタジー。陸では人間だが海に入るとアザラシに姿を変える妖精“セルキー”と人間の間に生まれた兄妹の冒険を描く。

妹シアーシャを救うために奮闘する兄ベンを演じるのは本上まなみ。兄妹の父コナーにリリー・フランキーが扮し、セルキーである母ブロナーを、本作の日本語版テーマソングの訳詞と歌を担当したEGO-WRAPPIN'の中納良恵が演じる。本上は「妹のために勇気を振り絞って行動を起こすベン。彼をそっと見守るような気持ちで、演じられたらいいなと思っています。とびっきりの愛おしいひとを想いながら、観てくださいね」とコメント。中納は「自分の中にある懐かしさや誰かを思う大切な気持ちを歌うようにセルキーという海の精に投影できればと思っています」と述べている。

「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」は、8月20日より東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次ロードショー。

本上まなみ コメント

アイルランドは私にとって未知の国。ですが古来から伝わる神話、伝説をもとにしたというこの物語に不思議と懐かしさを感じました。この日本にも「アザラシにょうぼう」のようなお話はたくさんあったはず。昔、夢中になって読んだ記憶があるのです。
風の強く吹きつける荒涼とした大地、深く濃い青の海。幾度となく繰り返し口ずさまれる妖精の歌が、少しずつ私のなかにしみ込んでいきました。
母親を慕い続ける少年ベンの、その想いの強さに涙がこぼれました。
妹のために勇気を振り絞って行動を起こすベン。彼をそっと見守るような気持ちで、演じられたらいいなと思っています。
とびっきりの愛おしいひとを想いながら、観てくださいね。

中納良恵(EGO-WRAPPIN')コメント

科学や物理では証明できない不思議な話
実態のない目には見えない世界に人は興味を抱いたり
不安を抱いたりします
神話もその一つとして実態のない話ですが
長い歴史の中で語りつがれているということ
それは人間が忘れてはいけない
先人からの大切なメッセージなのだと思えてなりません

song of the sea
はアイルランドの海の妖精にまつわる素敵な神話です

地球が誕生してから計り知れない時を経て
今の時代に生きるすべての動物の進化の源が
すべて海から来たとしたなら
命が海を懐かしむのはごく自然なこと

人間の世界は時間や空間と言う概念にしばられ
肉体を持ったことと引き換えに
ある種の煩わしさに縛られてしまいました
戦争 差別 飢餓 難民 自然破壊 あらゆる欲望から生じる
負の連鎖の象徴
そこから逃れるため人は祈り願う
その束の間の安らぎと語り継がれる物語の普遍性とが交じり合ったとき
私たちは確かな愛に包まれます

人間や動物や地球を負に追いやらないための大切なことを
この神話は教えてくれているのだと思います

今回このような大役をいただき身の引き締まる思いとともに
尊い時間をいただき大きな感謝でいっぱいです
自分の中にある懐かしさや誰かを思う大切な気持ちを
歌うようにセルキーという海の精に投影できればと思っています

この映画を見に来られたすべてのみなさまがたっぷりと
愛の中に包まれることを思って

(c) Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Norlum

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