140分全編1カット、悪夢のような一夜捉えた「ヴィクトリア」公開決定

第65回ベルリン国際映画祭で銀熊賞芸術貢献賞に輝いたドイツ映画「ヴィクトリア」の公開が決定した。

本作はドイツ・ベルリンの路上で知り合った男女5人が、悪夢のような出来事に巻き込まれていくさまを140分全編1カットで捉えたクライムサスペンスだ。スペイン出身の少女ヴィクトリアは、ベルリンの街で青年4人組と知り合い意気投合。彼らが犯罪を計画していることを聞かされ、成り行きから加担してしまう。ヴィクトリア役を同作で2015年のドイツ映画賞主演女優賞を獲得したライア・コスタ、ヴィクトリアが好意を寄せる青年ソンネ役を「コーヒーをめぐる冒険」のフレデリック・ラウが演じている。監督は「ルートヴィヒ」に俳優としても出演したセバスチャン・スキッパー。

「ヴィクトリア」は5月より東京・シアター・イメージフォーラムほか全国にてロードショー。