ベルリン映画祭銀熊賞「ヴィクトリア」予告編、女の人生を変えた一夜を映し出す

全編140分を1カットで捉えたクライムサスペンス「ヴィクトリア」のポスタービジュアルが公開。あわせて予告編がYouTubeにて解禁された。

本作はドイツ・ベルリンを舞台に、偶然知り合ったヒロインのヴィクトリアと若者4人組が凶悪犯罪に巻き込まれていく、悪夢のような一夜の出来事をリアルタイムで映し出した物語。ヴィクトリア役を同作で2015年のドイツ映画賞主演女優賞を獲得したライア・コスタ、ヴィクトリアが好意を寄せる青年ソンネ役を「コーヒーをめぐる冒険」のフレデリック・ラウが演じている。セバスチャン・スキッパーが監督を務め、第65回ベルリン国際映画祭で銀熊賞芸術貢献賞に輝いた。

公開された予告編は、朝方の路上で男女が出会うシーンから始まる。楽しそうに会話を重ね歩き続ける姿を途切れることなくカメラが追っていく。その後、映像は一変し、拳銃を手にするヴィクトリアや覆面を被り銀行を襲撃する男たちの姿が。予測不能な事態に晒された男女の緊迫した様子が立て続けに映し出される。ポスターにはヴィクトリアの顔を正面から捉えた写真上に、いくつもの場面カットを配置。「全編140分ワンカットの衝撃」とのコピーが添えられている。

「ヴィクトリア」は、5月より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国にてロードショー。

※動画は現在非公開です。