「LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと 劇場版」の初日舞台挨拶が本日1月23日、東京のシアター・イメージフォーラムで開催され、キャストの
本作は、震災の影響で離ればなれになった同級生たちが再会し、福島の立ち入り制限区域内に建つ母校の小学校へタイムカプセルを掘り起こしに行くロードムービー。2015年3月にNHK総合でオンエアされた特集ドラマ「LIVE! LOVE! SING! 生きて愛して歌うこと」に未公開シーン26分を追加した全長版で、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のディレクター井上がメガホンを取った。
福島で被災し、現在は神戸の女子校に通うヒロイン・朝海を演じた石井は「こういう現実を知らずにきたので、今の福島や神戸と向き合うことができた作品です。多くの人に同じような思いを抱いてほしいなと思います」と挨拶。朝海が通う高校の教師・清春役の渡辺は「この作品には朝海と清春という、福島と神戸でそれぞれ育った2人が出てきます。人と人は100%理解し合えなくても、お互いのことを考えたり思ったりすることで寄り添っていける。そういったことが伝わる映画になっています」と言葉を紡いだ。
朝海の同級生役で出演したと前田と柾木は、実際に被災地へ赴いた撮影当時を振り返る。前田は「現地の方たちのパワーに支えられました。でもその笑顔に隠された涙や抱えている思いを、映画が進む中で理解していただけるのでは」とコメント。続いて柾木は「素直に景色を見て、その場その場のリアルな言葉が出ています。台本とは全然違う部分も」と語るが、「僕は無口な役だったんですけど……」と付け足して笑いを誘った。
撮影が行われたのは約2年前のことで、井上が「前田くん、『こんな芝居できない……』って言ってたよね」とバラす場面も。井上はキャスト陣の成長を労い、「みんな難しい部分をそれぞれ乗り越え、表現を獲得していました。本当に若い才能だと思います」と言葉をかける。そして最後に、石井から会場に向けて「この作品には心に染みる言葉がたくさん出てきます。ぜひそんな言葉に注目してほしいなと思います」とメッセージが送られた。
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あやりん @ayarin_azs510
ももちゃんがいないのが寂しい、、
石井杏奈、渡辺大知らが被災地から得た思い伝える「LIVE!LOVE!SING!」舞台挨拶 https://t.co/p1019wkVBs