明日10月3日から開催される
内覧会に出席した蒼樹は、「最初に個展のお話をいただいたときは、『なんて分不相応な』とか『私1人の展覧会なんて成り立つんだろうか』と思いました」と悩んだことを明かし、「でも私は私なりに、皆さんが肩肘張らずに楽しくニコニコ観ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと準備してきました」と語った。
挨拶のあと、蒼樹はライブドローイングを披露。「ひだまりスケッチ」の主人公・ゆのと、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキュゥべえを、質疑応答を交えながら描画した。キュゥべえのデザインについて蒼樹は「とにかくかわいいキャラクターを作ろうと思いました」と語り、「しっぽがお気に入りです」とコメント。約20分かけてイラストを完成させ、「キュゥべえに余計な一言を書いてもいいですか？」と笑って「今夜呑みに行かんかね？」というセリフを付け足した。
蒼樹が「展示からグッズまで、本当に細かなところまで関わらせていただきました」と話す「蒼樹うめ展」は、全5章で構成。第1章「蒼樹うめとは」には、幼い頃から絵を描くことが大好きだったという蒼樹が幼少期に手がけた版画やイラスト、予備校時代のデッサンなどが並ぶ。第2章「『ひだまりスケッチ』の世界」では、2004年に連載がスタートし、4度にわたってテレビアニメ化された同作の原画などを展示。蒼樹自身が考案し本人が歌った「ゆのの絵描き歌」の映像も上映される。
第3章は、実際に蒼樹が使用している仕事道具を展示し、壁をイラスト原稿で埋め尽くした「原稿の部屋」。第4章「キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』」では、試行錯誤を重ねながら同作のキャラクターを生み出していった様子や、まどか、ほむら、マミ、さやか、杏子の最初期の原案などがお披露目されている。
個展の最後を飾る第5章は「『蒼樹うめ』の仕事」と題し、同人活動や企業とのコラボなど多岐にわたる蒼樹の創作活動を紹介。「Fate/Zero」や「妖狐×僕SS」などのコラボイラストも展示している。
「蒼樹うめ展」では音声ガイドを3種用意。蒼樹、アニメ「ひだまりスケッチ」ゆの役の阿澄佳奈、「魔法少女まどか☆マギカ」でまどかを演じた悠木碧がガイドを務める。なお会期中には蒼樹が不定期で来場し、ライブドローイングを実施する予定だ。
蒼樹うめ展
2015年10月3日（土）～12日（月・祝）東京都 上野の森美術館
開館時間 10:00～17:00 ※入館は16:30まで
当日料金：一般・大学生 1000円 / 中高生 600円
※小学生以下無料
※障害者手帳の提示で無料、その介護者は有料
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リンク
- 「蒼樹うめ展」公式サイト
- 「蒼樹うめ展」（@umeten_jp）| Twitter
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