市川雷蔵の出演作が京都に集結、「赤い手裏剣」「ひとり狼」ほか14本を一挙上映

昭和のトップスター、市川雷蔵の出演作14本を集めた「市川雷蔵映画祭2015」が、雷蔵の命日にあたる7月17日から28日にかけて京都・京都みなみ会館にて行われる。

歌舞伎役者として活動していた雷蔵は、1954年「花の白虎隊」で銀幕デビューを果たす。その後、1969年に亡くなるまで「新・平家物語」「弁天小僧」など時代劇を中心に多数の作品に出演。市川崑がメガホンを取った「炎上」ではブルーリボン賞主演男優賞などに輝き、評価を確立した。

特集上映では、大藪春彦の時代小説を原作に悪を成敗する男の姿を西部劇タッチで描いた「赤い手裏剣」、中村玉緒がヒロインを演じた“グランドホテル形式”のミステリー時代劇「かげろう侍」などを紹介。ほかに雷蔵が1人2役に挑戦した「桃太郎侍」、池広一夫が監督を務めた股旅映画「ひとり狼」などが並ぶ。

昭和の大スターの輝きをスクリーンで堪能できる本特集上映。詳細は公式サイトをチェックしよう。

市川雷蔵映画祭2015

2015年7月17日（金）～28日（火）京都府 京都みなみ会館
「桃太郎侍」
「赤い手裏剣」
「若親分」
「眠狂四郎 無頼剣」
「眠狂四郎 女地獄」
「喧嘩鴛鴦」
「お嬢吉三」
「かげろう侍」
「影を斬る」
「次男坊鴉」
「二十九人の喧嘩状」
「弥太郎笠」
「花の兄弟」
「ひとり狼」
料金：一般1300円 / 学生、会員1000円 / シニア1100円 / 3回券3300円
※7月17日は1000円均一
※着物、もしくは浴衣着用の来場で1000円均一