常盤貴子主演「向日葵の丘」8月公開、映画がつないだ友情が30年を経てよみがえる

「20世紀少年」シリーズ、「野のなななのか」の常盤貴子が主演を務める「向日葵の丘　1983年・夏」の予告編映像が、公式サイトおよびYouTubeにて公開された。

本作は大林宣彦のもとで映画製作を学び、「青い青い空」「朝日のあたる家」を手がけた太田隆文による青春映画。携帯電話もパソコンもなく、マイケル・ジャクソンの「スリラー」が流行した1983年に田舎町で高校生活を送っていた3人の少女たちが、30年ぶりに再会を果たすさまを描く。

主要キャストには常盤のほか田中美里、藤田朋子が起用され、彼女たちの少女時代を芳根京子、藤井武美、百川晴香が演じる。そのほか並樹史朗、烏丸せつこ、別所哲也、津川雅彦らが出演者に名を連ねている。

公開された予告編には、古いハリウッド映画を観るため名画座に通う3人の女子高生が、町の協力を得て自分たちの手で8ミリ映画を製作しようと動き出す姿や、大人になり再会した彼女たちがかつて撮った作品の鑑賞会を行い、涙を流しながらスクリーンを見つめる様子が収められている。

「向日葵の丘　1983年・夏」は8月22日より全国でロードショー。