新藤兼人、イ・マニ、川島雄三ら日韓の名匠たちの作品が韓国文化院に集結

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6月13日から21日まで東京・韓国文化院にて「1960・70年代 日韓名作映画祭」が行われる。

「裸の島」のワンシーン。(c)1960 Kindai Eiga Kyokai Co., Ltd.

「裸の島」のワンシーン。(c)1960 Kindai Eiga Kyokai Co., Ltd.

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「森浦への道」のワンシーン。

「森浦への道」のワンシーン。[拡大]

これは、6月22日に迫る日韓基本条約締結50周年を記念して開かれる特集上映。国交が正常化した60年代の作品を中心に、バラエティ豊かな両国の映画20本がそろう。

「特急にっぽん」のワンシーン。(c)1961 Toho Co., Ltd.

「特急にっぽん」のワンシーン。(c)1961 Toho Co., Ltd.[拡大]

特集では、新藤兼人が監督を務め、セリフを排除した禁欲的な演出が世界的に評価された「裸の島」、韓国の名匠イ・マニの遺作で、それぞれに事情を抱えた3人の男女が極寒の雪原を旅する「森浦への道」といった作品を上映。ほかに、列車内で起こるドタバタ騒動を川島雄三がユーモラスに描く「特急にっぽん」、変動していく社会の中で苦悩する若い公認会計士を追ったユ・ヒョンモクの代表作「誤発弾」などが楽しめる。

会期中は、俳優の香川京子やシン・ヨンギュンらのトークイベントも開催。それぞれの出演作「早乙女家の娘たち」「憎くてももう一度」の上映日に登壇する。

なお同映画祭は、観覧無料で実施される。入場には、5月31日までに公式サイトから事前申し込みが必要なので注意してほしい。

1960・70年代 日韓名作映画祭

2015年6月13日(土)~21日(日) 東京都 駐日韓国大使館 韓国文化院
<上映作品>
「裸の島」
「森浦への道」
「特急にっぽん」
「誤発弾」
「早乙女家の娘たち」
「憎くてももう一度」
「少年」
「下女」ほか
料金:無料
※公式サイトでの事前申し込み制
※申し込み締め切り5月31日

トークショー

6月13日(土)「糞礼記」
開場 12:30 / 開映 13:00 / 上映後トーク
<出演者>
サ・ミジャ

6月13日(土)「憎くてももう一度」
開場 18:30 / 開映 19:00 / 上映後トーク
<出演者>
シン・ヨンギュン

6月18日(木)「裸の島」
開場 18:30 / 開演 19:00 / トーク終了後上映
<出演者>
立花珠樹(共同通信編集委員)

6月21日(日)「早乙女家の娘たち」
開場 15:30 / 開演 16:00 / トーク終了後上映
<出演者>
香川京子 / 立花珠樹(共同通信編集委員)

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