そんな映画だったとは!「いずこねこ」「さよなら歌舞伎町」がウーディネ映画祭へ

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イタリアで行われる第17回ウーディネ・ファーイースト映画祭の全上映作品が発表された。

「世界の終わりのいずこねこ」のワンシーン。(c)2014「世界の終わりのいずこねこ」製作委員会

「世界の終わりのいずこねこ」のワンシーン。(c)2014「世界の終わりのいずこねこ」製作委員会

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ウーディネ・ファーイースト映画祭は、1999年から行われている東アジア、東南アジアの作品に焦点を当てた映画祭。昨年の第16回では「永遠の0」が、観客賞の最高位にあたるゴールデン・マルベリー賞を受賞した。今年は4月23日から5月2日に開催され、コンペティション部門には日本から12作品がノミネート。その中でも武正晴監督の「百円の恋」「イン・ザ・ヒーロー」、山崎貴監督の「寄生獣」2部作、堀江慶監督の「忘れないと誓ったぼくがいた」、森川圭監督の「メイクルーム」、そして竹内道宏監督の「世界の終わりのいずこねこ」は海外で初の上映となる。

「世界の終わりのいずこねこ」のワンシーン。(c)2014「世界の終わりのいずこねこ」製作委員会

「世界の終わりのいずこねこ」のワンシーン。(c)2014「世界の終わりのいずこねこ」製作委員会[拡大]

「世界の終わりのいずこねこ」は地球の滅亡が迫る中、アイドルとして1人歌い続ける道を選ぶ主人公の姿を描いたシリアスな作品だが、映画祭サイトの説明には「世紀末の狂ったコメディ」を表す「crazy apocalyptic comedy」の文字が。これには竹内監督もTwitter上で「コメディだったのか…」と驚きをあらわにしている。

なお廣木隆一監督作「さよなら歌舞伎町」の英題「Kabukicho Love Hotel」の後には、作品説明として「sayonara sex romance」と日本語混じりで書かれている。

全出品作のラインナップは以下の通り。

第17回ウーディネ・ファーイースト映画祭 出品作品

「0.5ミリ」
「百円の恋」
「幕が上がる」
「滝を見にいく」
「忘れないと誓ったぼくがいた」
「さよなら歌舞伎町」
「味園ユニバース」
「メイクルーム」
「寄生獣」
「寄生獣 完結編」
「イン・ザ・ヒーロー」
「世界の終わりのいずこねこ」

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読者の反応

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たけうちんぐ @takeuching

#ナタリーで印象に残った記事を挙げろ 自分の監督した作品の海外上映が決まった際の記事。イタリアの映画祭で“世紀末の狂ったコメディ”と紹介されて「そんな映画だったとは」ってツイートしたのが記事のタイトルになって、ナタリー怖いって思った。https://t.co/uHNRoczlrw

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