伊藤大輔

イトウダイスケ

小山内薫の紹介で、1920年、松竹キネマ付属俳優学校へ。その後、帝キネ、1925年日活へと移り、大河内伝次郎の主演で、「忠次旅日記」三部作や「新版大岡政談」(1928)など、斬新で躍動感あふれる、日本映画史上に残る時代劇映画を作りあげた。以後も時代劇を中心に監督。ほかに「王将」(1948)などがある。「幕末」(1970)を最後に映画を離れ、演劇に移った。