「離婚倶楽部」は1974年10月から1975年8月まで、漫画アクション(双葉社)で連載された作品。当時単行本は1巻のみが発売され、残り4分の3は未刊のままとなっていた。銀座の小さなクラブを舞台に、離婚歴があり女手ひとつで娘を育てるママ・夕子の日常を描く物語だ。
また「離婚倶楽部」の上下巻と、同じまんだらけ出版部から刊行されている「悪の華」の全3冊を購入した人に向けて、特典が用意されている。特典は未収録短編「淫婦変幻」「煉獄の少女」「陰獣の湖」の3作品をまとめた小冊子。希望者はそれぞれに付く応募券を集めて申し込もう。
なお神楽坂artdishでは、4月21日まで「上村一夫原画展『花の輪廻』」を開催中。最終日の21日には「科学の子とエロスの子~愛娘トークナイト~神楽坂の夜は更けて」と題し、手塚治虫の長女・手塚るみ子と上村の長女・上村汀によるトークイベントが実施される。
上村一夫原画展「花の輪廻」
会期:2013年3月19日(火)~4月21日(日)15:00~22:00
会場:神楽坂artdish
住所:東京都新宿区矢来町107番地
電話:03-3269-7289
科学の子とエロスの子~愛娘トークナイト~神楽坂の夜は更けて
日時:2013年4月21日(日)15:00開場、16:00開演
会場:神楽坂artdish
入場料:1000円(1ドリンク付、予約制)
出演者:手塚るみ子、上村汀、森田敏也(聞き手)
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上村一夫の未刊作品「離婚倶楽部」が上下巻でリリース http://t.co/inPiieiOvZ