登場の際にはシルエットが映し出されるにあたり、「リリースの瞬間」「フォアボールを狙う姿」など、思い思いのポージングを決めた5人。冒頭は梶が進行を務めるも、梶は阿座上のほうに向かい「何々? 『このステージの司会をやらせてください?』」と台本通りに声をかける。阿座上は昨年のステージでいつか司会をやりたいと語っており、少し自信なさげな表情を浮かべながらも、キャスト陣に背中を押され、梶とバトンタッチを行い司会に挑んだ。
最初のコーナーでは「みかわ先生 高嶋先生に聞いてみた」と題し、原作者であるみかわとアニメで試合制作を担当した高嶋栄充が、アニメ第1期の中から“原作の魅力を引き出してくれた”と思うシーンを「コメディ」「野球」「友情・感動」の3つのテーマに沿って発表。「コメディ」のシーンでは、第9話でアニメの設定画とともに、宮野の宣材写真が登場した場面がピックアップされる。みかわは「知名度のある宮野さんが声優じゃないと成立しない贅沢なギャグなので、めちゃくちゃ推し回です!」とコメントを寄せた。
続くテーマ「野球」では、アニメ第7話より、藤堂葵の背中合わせのバッティングセンターでのシーンが挙げられる。高嶋は「野球シーンといえば本来試合を上げるべきでしょうが1期では日常の中にも沢山の野球が表現されていて、その中でもこのシーンは別格でアニメでもバッセンの空気、マシンやネットの緻密さ、吹き抜けの空、そして2人の声や仕草、野球への想いを全て表現してくださいました」と称賛した。
最後の「友情・感動」のテーマでは、第11話の千早のシーンが選出。みかわは「千早回も大事なセリフが多くてかなりの量の脚本になってしまいましたが、その分もの凄い濃度の面白さになってると思います!」とコメントし、「アニメでは特別に千早に『やる!』と言わせることが出来たので、その違いも楽しんで欲しいです!」と、原作とアニメでの異なる要素にも言及した。
またイベント内ではアニメの第2期が2027年に放送されることも告知。ステージ上では第2期から登場する飛高翔太、陽ノ本当のキャラクター設定画が公開された。さらにみかわが「ジャンプフェスタ2026」のために描き下ろしたイラストも披露。このイラストを用いたアクリルパネルが抽選で100人にプレゼントされることも発表された。詳細は2026年1月5日に発売される単行本23巻の紙版の帯をチェックしよう。
その後、イベントではみかわから届いた手紙を宮野が代読。キャスト陣は今後の展開に期待を寄せるメッセージを残し、ステージを後にした。
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