劇場アニメーション「つるばみ色のなぎ子たち」を制作中の
清少納言によって「枕草子」が書かれた千年前の京都を舞台とする「つるばみ色のなぎ子たち」。この講演会には「清少納言がいた京都に行き、そこに立ちたい」という副題が付けられている。第1部では片渕監督が、「つるばみ色のなぎ子たち」の制作において千年前の京都にどうアプローチしているかを詳述。第2部では東京国立博物館の学芸企画部長・松嶋雅人氏を迎え、映画作品と文化財の接点を対談形式で探っていく。参加は無料だが、事前予約が必要。予約は本日9月17日から10月17日まで東京国立博物館のサイトで受け付けている。
講演会の開催に合わせ、10月28日から11月3日まで同じフロア内のラウンジでは「つるばみ色のなぎ子たち」の制作資料展を実施。講演会と資料展の告知画像には、初公開となる中宮定子の設定資料が使用された。華やかな赤の着物を纏う中宮定子。当時の装束や色彩感覚を表現するにあたり、本作には平安時代および周辺文化の実践研究家・承香院氏が協力している。
「片渕須直監督 講演会『清少納言がいた京都に行き、そこに立ちたい』」
日時:2025年11月3日(月・祝)13:30~15:30
場所:東京都 東京国立博物館 平成館1F大講堂
登壇:
司会:薗部真一(「週刊文春エンタ+」文藝春秋)
料金:無料
定員:380人
「『つるばみ色のなぎ子たち』東京国立博物館制作資料展」
会期:2025年10月28日(火)~11月3日(月)
場所:東京都 東京国立博物館 平成館1Fラウンジ
関連記事
片渕須直のほかの記事
関連人物
片渕須直 @katabuchi_sunao
発表になりました。
11月3日、上野の東京国立博物館です。
#つるばみ色のなぎ子たち https://t.co/ROtkygZ3lr