TVアニメ「鎧伝サムライトルーパー」の上映会が本日6月11日に東京・新宿ピカデリーで開催され、真田遼役の
本日上映されたのは、第22話「剣舞卿の挑戦」、OVAシリーズの「鎧伝サムライトルーパー外伝」前後編。第22話を上映作品として選んだ岡本は「剣舞卿のデザインが自分でも気に入っているんです」と話す。草尾は剣舞卿を演じた市川治とのアフレコについて、「録音監督の千葉耕市さんに『市川さんが演じる正統派ヒーローの芝居やあり方、そういったものを草尾に見せたかった』とお話しいただいて。本当に市川さんの背中を見て学ばせていただきました」と振り返る。
TVシリーズから3話を上映する予定だったにもかかわらず、OVAシリーズの「外伝」を選んだ草尾。その理由について、「こんな言い方失礼だけど、この作品を何度劇場で観てきたか!(笑) いつもの上映イベントと少し違うのが観たいなと思って、無理を言って『外伝』を観たいと選ばせてもらいました。当時の『外伝』の上映イベントは大盛況でね。大きいスクリーンで観られるのはそのとき以来ですよ!」と貴重な機会だと訴える。
鎧デザインの話題になると、草尾から「キャラクターがそれぞれ持つ武器は決まってた?」という質問が。岡本は「決まってない。それに最初は、金剛のシュウを主役にしようとしてました。だけど飛行機や戦車のイメージを盛り込んでいく中で、主役は烈火がいいかなと思ったんです」と答える。岡本は資料集めに苦労したそうで、「ロンドンの時計台の地下に世界中の鎧が集まる館があるんです。そこに行って写真を撮りまくったり、京都の嵐山にある鎧の博物館にも行きました」と回想した。
ここで、石橋がMCを草尾にバトンタッチ。スクリーンに上映されたPVを通して、「鎧伝サムライトルーパー」の正統続編「鎧真伝サムライトルーパー」が2026年1月に放送開始され、石橋が主人公・凱(ガイ)を演じると発表される。石橋は「歴史ある作品の主人公として声をあてることができて光栄です。正統続編ということで身の引き締まる思いでいっぱい。凱としてたくさんがんばっていきます!」と意気込む。草尾は「リメイクや続編ってどうしても賛否両論あるもの。うれしいって人も、絶対にやめてって人もいると思います。ただ、黙っていられるのだけは寂しい。いろんな意見をSNSで発信してもらって、ぜひ盛り上げていただけたらと思います!」と呼びかけた。
放送開始から37年経った今も変わらぬ熱量を保ち続け、本日も平日夕方からという時間帯にもかかわらず、劇場の客席を埋め尽くした「鎧伝サムライトルーパー」のファンたち。そんな観客を見つめ、草尾は「ここからまた『サムライトルーパー』の新たな物語が始まっていくじゃないですか。そのイベントも今後開催されていくと思うので、本音を言うと『鎧伝』としてのイベントは今日で最後だと思ってたんです。でもやっぱり、アンタたち変だわ!(笑) 『37年間ありがとうございました』で締めようと思ったけど、締められない! 今日からまたよろしくお願いします」と述べる。「新作にも旧作のチームが関わっていくのかいかないのか……。もしかしたら、『鎧真伝』のイベントで僕がMCやってるかもね!」と笑いを誘った。
※2025/6/11 11:30追記:記事初出時、上映話、金剛のシュウの名前、続編タイトルに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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「サムライトルーパー」草尾毅が続編を応援、旧作も「今日からまたよろしく」
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