「ロックは淑女(レディ)の嗜みでして」は大好きだったロックやギターを捨て、お嬢様として振る舞う主人公・りりさが、ドラムを叩く音羽を目撃したことをきっかけに、再びロックへの思いを燃やす青春ロックアニメ。先行上映会には鈴ノ宮りりさ役の
完成した映像の感想を聞かれ、関根は「収録時はまだ色もなく、画も完成していない状態だったので、彼女たちのおしとやかな姿から、ロックを演奏しているときの激しい表情、さらに演奏中に巻き起こる風のようなウェーブまでしっかりと伝わってきて、本当にすごいと思いました!」とコメント。関根より少し遅れて観たという島袋は、「関根さんから『すごいんだ! 色使いや演出、カメラの動き、何もかもがすごいんだ!』と聞いて、注目ポイントを押さえたうえで観たんですが、本当にその通りでした!」と話し、「今、大画面で見た方々の心情や脳波がどうなってるのか、すごく気になります!」と客席を見渡す。
関根のコメントにあったように、本作はお嬢様なキャラクターのギャップが見どころの1つ。関根は「収録現場は和やかで、とてもおしとやかな雰囲気でした。『ごきげんよう』って挨拶しようねって言ったり、みんなでお嬢様に関する本を買って『ごめんあそばせ』の意味を学んだりしました」と語る。一方で、りりさと音羽の感情が昂るシーンの収録はかなりエネルギーを使ったそう。関根が「2人で酸欠のようになってましたよね」と言うと、島袋も「言葉の応酬をするシーンは、収録後に『ちょっと手が痺れたね』とか『ちょっと一瞬フラっとしたね』とか話してました」と振り返る。収録現場には原作者の福田も見学に来たそうで、2人はマンガには描かれていない裏話を演技の参考に教えてもらったことを明かした。
先行上映会の中では、KANAMIとAKANEが演奏シーンのモーションアクターを担当していることが明らかに。会場のスクリーンには、モーションキャプチャの撮影風景が映し出される。ここで、収録の様子を知る人物として砂子達也プロデューサーが登壇。まず砂子プロデューサーは、BAND-MAIDの起用理由について「この作品では音楽にこだわりたかったので、実際にバンドとして活動し、世界中を熱狂させているような方々にお願いしたいと考えていました。打ち合わせの中で、『それならBAND-MAIDさんだろう』と名前が挙がり、すぐに意見がまとまりました」と説明する。砂子プロデューサーはオファーの前に1人でライブを観に行ったそうだが、「ライブを観たら、あまりにもおふたりがりりさと音羽だった。本来は一旦持ち帰ってほかのスタッフにも相談すべきだったんですが、最後挨拶させていただいた際に『この作品に説得力を持たせるためにおふたりのお力を貸してください』と言ってしまいました(笑)」と先走ってしまったことを明かす。
モーションキャプチャの撮影について、KANAMIは「楽曲自体も難しかったですし、りりさだったらどんなパフォーマンスをするかなと考えながら演奏するのも大変でした」とコメント。AKANEは「ドラムのシンバルやペダル、スティックの先端から持ち手までセンサーが付いていて。センサーを叩かないように気をつけてたんですが、叩いても大丈夫と言われたので、パフォーマンス重視で遠慮せず叩かせていただきました(笑)」と話す。小鳩は「2人が一生懸命練習している姿を見ていたので、映像を観たときは感動がすごくって! メンバーの私からしたらKANAMIちゃんとAKANEちゃんにしか見えなくて、こんなに2人の動きが反映されてるんだっぽ!とウルウルしちゃいましたっぽ」と称賛。また先行上映会では、キーボード担当の院瀬見ティナ、ベース担当の白矢環についても、BAND-MAIDのメンバーがモーションキャプチャを担当すると伝えられた。
最後に島袋は「アフレコのときは音楽がないまま収録することが多いのですが、『ロックレディ』は音楽を聴きながらエモーショナルに演じられるようにとご配慮いただきながら、みんなで組み立てて作っていきました」「ロックなシーンもレディなシーンも、すべて楽しんでいただけたら大変うれしいです」と挨拶。関根は「この作品はオーディションを受けるときに一目惚れして、マネージャーさんに何度も『結果が出たらすぐ教えてください!』『まだ出てませんか?』と尋ねるくらいだったので、こうして関わることができて本当に幸せです」「収録ではテストの段階からみんな本気で叫んで、喉が大変なことになるくらい。でも、絶対に力を抜かないという気概を感じる作品でもありました」と語り、本編の続きを楽しみに待っていてほしいと伝えた。
TVアニメ「ロックは淑女の嗜みでして」
放送情報
TBS系28局:2025年4月3日(木)より毎週木曜日23:56~
ATX:2025年4月5日(土)より毎週土曜日23:30~
スタッフ
原作:「
監督:綿田慎也
シリーズ構成:ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン:宮谷里沙
ビジュアルディレクター:ソエジマヤスフミ
助監督:安川央里
色彩設計:大塚眞純
美術監督:坂上裕文
美術設定:浅見由一
CGディレクター:坂口遥佳
撮影監督:渡辺実花
編集:齋藤朱里
音響監督:菊田浩巳
アニメーション制作:BN Pictures
キャスト
鈴ノ宮りりさ:
黒鉄音羽:
院瀬見ティナ:福原綾香
白矢環:藤原夏海
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고독한별 @AlonestarE
출처: https://t.co/UAIR19iQvR
TV 애니메이션 '록은 숙녀의 소양이기에'의 선행 상영회가 2025년 3월 16일에 도쿄 신주쿠 피카딜리에서 개최되었다고 합니다.
성우 세키네 아키라, 시마부쿠로 미유리, 오프닝 테마곡을 담당한 BAND-MAID의 코바토 미쿠, KANAMI, AKANE가 등단했답니다.