「ニンジャバットマン」鋼の闇悪役は上川隆也　魅力に抗いきれずオファーを受ける

アニメ「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」の最後のキャストが発表された。鋼の闇悪役を俳優の上川隆也が演じる。

これは本日12月7日に行われた「東京コミコン 2024」内の「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」ワールドプレミアで発表されたもの。鋼の闇悪は日本列島を支配し、地上の世界に縄張りを広げようと画策する悪の親玉であり、バットマンファミリーが対峙する鋼乃一家の親分となる。上川は「前作『ニンジャバットマン』に相当魅せられていた事、中島かずきさんへの篤い信頼、華々しい出演者の皆様……等々の魅力に抗いきれず文字通り、清水の舞台から飛び降りるつもりでお受けした次第です」とコメントを寄せた。

本日のワールドプレミアには、バットマン役の山寺宏一、監督の水崎淳平と高木真司、脚本の中島かずき、キャラクターデザインの岡崎能士が登壇。山寺は「これまでいろんなバットマンを演じてきましたが、今回演じるバットマンはとんでもない敵と戦います。とにかくヤクザリーグの声優陣がすごい。だって、大塚明夫さんがヤクザの若頭を演じるんですよ（笑）。こちらも気合を入れて演じました」と意気込みを語る。

また水崎監督は「中島さんの脚本を受け止めて映像化することができました。こういった作品はお客さんに見てもらって完成するもの。面白かったら是非いろんな人に薦めてください」、高木監督は 「とにかく画面の密度を高くするよう努めました。それが実現できているか、本日ご覧いただいて確かめてほしいです」とコメント。中島は「前作を評価いただいて今回の企画をいくつか提案することになったのですが、ニンジャの次はヤクザでしょう！ということでヤクザリーグのアイデアを出したらすんなり通りました。この企画を通すワーナーとDCもすごいですよ！」と印象を述べる。「（デザインで）苦労したキャラクターは？」と聞かれた岡崎は「脚本が楽しかったから、どのキャラクターも苦労しませんでした。もともと任侠映画が好きだったので、自分のイメージするいろんなヤクザを想起させながらデザインしました」と明かした。

「ニンジャバットマン」は“バットマン×ニンジャ”というコンセプトから生まれた日本発のアニメーション作品。2025年3月21日より日本国内の各プラットフォームで配信される予定だ。

上川隆也（鋼の闇悪役）コメント

「荒ぶる魂」「抗争に明け暮れる胆力」「ボスとしての存在感・貫禄」
これら一切を生まれつき持ち合わせていない自覚は大いにありましたので最初のオファーには相当に悩みました。
しかし前作「ニンジャバットマン」に相当魅せられていた事、中島かずきさんへの篤い信頼、華々しい出演者の皆様……等々の魅力に抗いきれず文字通り、清水の舞台から飛び降りるつもりでお受けした次第です。
「一度は全宇宙を支配下に置いた事もあるのだから（天元突破グレンラガン）」と己を鼓舞しながら、精一杯演じました。
前作を遙かに上回る、奇想天外なバットマンの冒険。
どうぞ、お楽しみ下さい。