カナダ発のフェミニズム・コミック「女だけの世界へようこそ」を瀧波ユカリが解説

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山本みき訳によるアミンダー・ダリワル「女だけの世界へようこそ」が、本日10月29日に太田出版から発売された。その解説を瀧波ユカリが務めている。

「女だけの世界へようこそ」(帯付き)

「女だけの世界へようこそ」(帯付き)

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「女だけの世界へようこそ」は、男性が絶滅し女だけの世界になった未来を舞台とする、カナダ発の“フェミニズム・コミック”。男性がいなくなった世界で女性たちは、お互いに寄り集まって村を作り社会を再構築しようとする。残された精子バンクや骨髄から幹細胞を抽出する新技術のおかげで、男がいなくても子をもうけることは可能になった。新世界では、過去の遠い文明を覚えているのはおばあちゃんたちだけ。 生理中の村民は丁寧にケアされ、新世界で生まれた子供は、村で見つけた鋭利なハイヒールを「工事用の靴」だと思い込む。村長は常に全裸でも、村では当たり前のこと。「女だけ」の穏やかな日常生活がコミカルに描かれる。

巻末解説を手がける瀧波のコメントは、帯にも掲載。「旧世界の私たち女性の痛みを知るよしもない、彼女たちがいとおしくてたまらない」と、現在の視点から新世界を生きる女性たちについて語った。

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Aquele quadrinho que a Conrad lançou "Mundo Mulher: Woman World" saiu hoje no Japão. https://t.co/3LDYDuHb8z

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