今回「アニ×パラ」がフォーカスするのは陸上競技・ユニバーサルリレー。視覚障害、四肢の切断または機能障害、脳原性まひ、車いすと、障害が異なるランナー男女2人ずつの混成チームで400メートルを走る。さまざまな個性のメンバーが集うこの種目は、パラリンピックの象徴とも言われている。
第一走者・視覚障害の河田心桜(かわだこはる)役を演じるのは、声優初挑戦の
アニメの見どころは走者をつなぐタッチの瞬間。ユニバーサルリレーは、障害の種類も走り方も違う4人が、タッチの瞬間に合わせて互いにスピードを調整するのは難しいとされる。実際の競技でもタッチミスやコースアウトなどで失格になることの多い場面がアニメでも描かれる。
キャラクターのデザインについて高橋は「『1走はたぶん、いちばんアスリートっぽくない感じ』『2走はこの人から引き継ぐので・・・』と順番に描いていったら、自分なりの『でこぼこ感』のあるキャラクターになりました」とコメント。長濱は「高橋しん先生が描いたキャラクターにスタッフのみなさんが息を吹き込んで、最後にわれわれが視聴者に届けるためにつないでいくのはかっこいいリレーだと思いましたし、私もその中に携われたことが本当にうれしいです」と述べた。
高橋しんコメント
どんなリレーでも、駅伝でも、異なった個性がつながっていくんですけれども、ユニバーサルリレーはルールとして4つの個性が設定されていて、それを最高のパフォーマンスにつなげていく「ザ・リレー」だなって思います。
いろんな個性がリレーの中で一体化していくなかで、「1走はたぶん、いちばんアスリートっぽくない感じ」「2走はこの人から引き継ぐので・・・」と順番に描いていったら、自分なりの「でこぼこ感」のあるキャラクターになりました。
長濱ねるコメント
今回の作品は、「つないでいく」ことがテーマだったと痛感しています。高橋しん先生が描いたキャラクターにスタッフのみなさんが息を吹き込んで、最後にわれわれが視聴者に届けるためにつないでいくのはかっこいいリレーだと思いましたし、私もその中に携われたことが本当にうれしいです。
このアニメを通じて、ユニバーサルリレーという競技の面白さに加えて、難しさが伝わるといいなと思います。「つなげる」「つないでいく」というテーマがこの作品に詰まっているといいなと思います。
アニ×パラ「ユニバーサルリレー×高橋しん」
NHK BS:2024年8月16日(金)15:55~16:00
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ティグレ @Masked_Tigre
高橋しんがNHK「アニ×パラ」キャラデザを担当 長濱ねる、熊谷健太郎ら出演(コメントあり) https://t.co/r5KGn7Zpvd