「黙示録の四騎士」第2期ティザーPV、黙示録の四騎士が混沌の王に立ち向かう

鈴木央原作によるTVアニメ「七つの大罪 黙示録の四騎士」第2期のティザーPVが公開された。

これはアメリカ・ロサンゼルスで開催された「AnimeExpo 2024」のパネルイベントで発表されたもの。PVは混沌の王・アーサーに立ち向かう〈黙示録の四騎士〉の戦いを中心に、物語の見どころがぎっしりと詰められた。

TVアニメ「七つの大罪 黙示録の四騎士」ティザーPV

またパネルイベントのレポートも到着。鈴木のほか、週刊少年マガジン（講談社）編集部の松田侑也氏、トムス・エンタテインメント／プロデューサーの岸田拓磨氏らスタッフ陣が登壇し、完成映像を見た感想やこだわりの演出などについて語られた。

アメリカでは昨年10月からNetflixでアニメ「七つの大罪 黙示録の四騎士」が配信され、今年の6月にはシーズン1後編の配信がスタートしたばかり。イベント冒頭でこれまでの冒険の数々を紹介する振り返りPVが公開されると、観客からは大きな拍手が沸き起こる。その様子を見た鈴木は「感無量です。自分の作品がこうやって動いているものを見るのは何度見てもうれしいです。それをみんなと体感できるということはとてもうれしいですね！」と笑顔で感想を語った。

アニメーション制作に関するアイデアやビジュアルデザインについても、自らアイデアを提案するなど映像化への強い思いを持つ鈴木。そんな鈴木の思いを受けた岸田氏は、苦労したポイントとして「バトルアクションが多いのでアニメーション制作にかかる負荷が大きく大変ですね。あとはシリアスなシーンとコミカルなシーンのギャップがあるので、そこをどう映像化できるか気をつけました」とコメントした。

また鈴木は、アニメならではの演出に感心したシーンとして第1話を挙げる。「試写会で観た時に不覚にもグッと来て涙が出そうになりました。自分で描いたものなので基本なんとも思わないんですが、声が入って動きが入ったものを見たときに、いいマンガを描いたなと思いました（笑）」と語った。その後ティザーPVが公開されると、会場からは大きな拍手が送られた。

最後に登壇者たちから視聴者に向けたメッセージが送られる。松田氏は「第2期からはバトルも多くなってきて、かつ敵も強くなってきます。命をかけた戦いが増えてくるのでバトルアニメ好きな方にはとても楽しんでいただける内容になっていると思います。楽しみにしていてください」、岸田氏は「『七つの大罪』に続いて始まった『黙示録の四騎士』なんですが、日本にいるスタッフキャストが一生懸命作っています。まだ見ていない方は第1期を。見た方は見ていない方に本作を布教してほしいです。そして第2期の放送を楽しみにしていて欲しいです！」とコメント。鈴木は「『七つの大罪』がレベル99のキャラが活躍する物語に対して、『黙示録の四騎士』はレベル1からのスタート。なので恋愛面に関しても（『七つの大罪は』）最初から関係性が出来上がってまして、『黙示録の四騎士』はそこもこれからどうなっていくのか、誰とどうなっていくのか。そんなところも楽しみしてほしいです。今日はありがとうございました！」とファンへの感謝を述べ、イベントは締めくくられた。