TVアニメ第3期のその後を描いた物語として、テレビ放送に先がけて劇場上映が始まった「かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-」。初日舞台挨拶には四宮かぐや役の
同作ではクリスマスが舞台となることから、古川は「冬の話になるので、同じ時期にリンクさせて観ていただけることがうれしいです」とコメント。鈴木雅之は「今回の副題は『ファーストキッスは終わらない』です。(それならば曲は)ラブソングだな、原点回帰だなという気持ちになりました」と述べ、「クリスマスシーズンですから『かぐや様』ファンへのプレゼントになればいいなという思いです」と温かな言葉で会場に拍手を沸かす。
同作の魅力を聞かれると、小原は「3期まで駆け抜けてきたからこその、役者がここまでキャラを引き立てられるという本気度が詰まっています」とアピール。鈴木崚汰は「テーマとして強く思いが込められている」と副題に触れる。富田は「恋愛の綺麗なところだけではない、人間の深いところまで描かれている作品」と言及。古賀は「いっぱいいっぱいになってしまうと、日常の小さな幸せを見失ってしまうこともたくさんあると思う」「キラキラしたものだけが幸せじゃないというか、幸せは日常にもいっぱい溢れているということを感じられるはず」と穏やかに述べた。
TVシリーズのオープニングテーマを3期にわたり担当し、これで4作連続での参加となる鈴木雅之は「1期から3期までを大切に歌わせていただいて、40年以上になるアーティスト人生の中でかけがえのないマイルストーンになったなという思いです。そこで今回のオファーだったので、完璧に僕は『かぐや様』の“歌う広告塔”だと(笑)」とコメント。オープニングテーマ「Love is Show」について、「どう愛を見せられるか、タイトルに相応しい曲を手がけさせていただけたかなと思います」と自信を見せる。デュエットパートナーを務める高城は「100%の色気がないと(鈴木雅之の)横に立てないんじゃないかと勝手に不安に思っていたのですが(笑)、私なりの愛の形を表現できたんじゃないかなと思います。色気の部分に関しても、MV撮影で鈴木さんが全力で引っ張ってくださりました」と振り返った。
その後、話題は理想のクリスマスの過ごし方に。学生時代、部活ばかりやっていたという鈴木崚汰は友達とのプレゼント交換を希望する。小原が「クリスマスはたいてい『かぐや様』の稼働があるので、この5人でプライベートで遊びに行くことってなかなかできないんです。でも、この5人ならどこ行っても楽しいんじゃないかな。どんちゃん騒ぎするんだろうなと思います」と想像を膨らませると、古川が「そんなうるさくないよ!」と突っ込んだ。
最後に古川は「男心と女心が複雑に絡み合いながら1つの結論に徐々に近づいていくという、しっかりとした見どころがたっぷりと詰まりつつ、コメディもある作品になっています。何度観ても面白い作品になっていますので、飽きるまで、いや飽きても観てください(笑)。バイブルにしてください」と挨拶。古賀は「何度も何度も観てほしい作品ですし、この特別上映で大きなスクリーンで『かぐや様は告らせたい』を観られるんだというのが、いろいろな人の夢が叶った瞬間でもあるんだなと思うと感慨深いなと思います。オープニングもエンディングも、最初から最後までしっかり観てほしいです」と呼びかけた。
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