ドラマ「明日カノ」彩役の宇垣美里「絶対に肌荒れを起こすわけにはいかない」

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をのひなお原作によるTVドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」の合同会見が、本日4月10日に東京・LiLeaSにて開催された。

左から箭内夢菜、横田真悠、吉川愛、宇垣美里。

左から箭内夢菜、横田真悠、吉川愛、宇垣美里。

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4月12日よりMBS・TBSの「ドラマイズム」枠で放送される「明日、私は誰かのカノジョ」は、悩みやコンプレックスを抱える5人のヒロインたちをそれぞれ主人公に据えて展開される物語。イベントには雪役の吉川愛、リナ役の横田真悠、萌役の箭内夢菜、彩役の宇垣美里が登壇した。

吉川愛

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それぞれの一言挨拶を終えたのちトークセッションはスタート。主人公・雪役が決まったときの感想を聞かれた吉川は「雰囲気的に(雪に)似ていると言われることがあるので、メインとなる雪ちゃんを演じられてうれしいです」と喜びを語る。雪の大学の親友であるリナとのシーンについて聞かれると「雪を強めすぎると仲が悪く見えてしまうし、かといって仲の良さを出しすぎると雪ちゃん感が消えたりとかするので、そこが一番難しいなと思いました」とリハーサルでの苦労を明かした。またレンタル彼女という職業を演じる際に工夫した点を聞かれると、レンタル彼女は意外と妹キャラが多いと明かした上で「声を高くしてみたり、仕草を変えてみたり、リナちゃんといる時は作っている感を出したり。普段との差を分かりやすく、でもわざとらしすぎないように努力しています」と話し、「レンタル彼女は女優さんみたいな職業でした」と振り返った。さらに壮太役の楽駆と共演した感想を聞かれると「雪ちゃんのコンプレックスが見えるシーンから撮ったのでちょっと構えていたんですけど、すごくやりやすくて。雪ちゃんの本音が見えるシーンなので、(本音を)出しやすくて助かりました」と語った。

横田真悠

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横田は孤独を男性で紛らわすリナを演じることが決まったときの感想として、「お話を頂けて演じるのが楽しみだなと思っていたんですけど、何回も原作読んだり台本を読んでいくうちに自分にできるかなと不安にもなっていって。酒井監督に久しぶりにお会いしますし、がんばりたいなと思いました」と意気込みを述べる。雪とのシーンについては「ずっとリナがしゃべっているんですよね(笑)。なので意外に雪ちゃんとリナのキャラクターのよさがわかりやすく、バランスよく描かれているなと」と、笑顔を交えて話した。またリナとの共通点を聞かれると、「すごく寂しがり屋な部分は似ているなと思っています。悲しいことなどがあったときは親に話したりとか友達に話したりするので」とリナと自身の性格を重ね合わせた。雄大役の井上想良については強引なシーンが多い中での共演だったと話すも「すごい気を遣ってくださっていて、優しくて真面目な方なんだろうなと思いました」と舞台裏での様子を赤裸々に語った。

箭内夢菜

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箭内演じる萌は、ほかの女性と違い自分は“私”を持っていると信じる女性。萌としての出演が決まった際の感想を聞かれた箭内は、「オーディション時点で泣きのお芝居もあって萌という役に難しさを感じていたんですけど、酒井監督もすごく好きだったこともあってこの役は絶対やりたいと思っていました」とうれしさを露わにする。横田が演じるリナについては、「原作のリナのキラキラしている感じが(横田と)ぴったりだなと思いました」と話し、「リアルに明るさとかかわいさを感じることができて、萌はこう思っているんだろうなと思いながらお芝居できました」と横田と自身の演技の相性のよさを語った。萌を演じるうえでは「変身後に楓にドキドキしている目線を意識しました」と述べ、「世の中の女の子達も目標ができると仕草や目線も変わってくると思うので、萌に共感している子は多いんじゃないかな」と自身もそうであることを踏まえた上で話す。さらに楓役の高野洸についての印象は「天然」だと述べ、「お話が通じないときがよくありました(笑)。楓役になると優しい話し方と言葉巧みな部分が感じられてすごいなと」とそのギャップに驚いていた。

宇垣美里

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彩を演じる宇垣は役柄が決まったときを振り返り、「できるかなといううれしさと不安な気持ちでごちゃごちゃになっていました」と緊張を明かす。物語の中でも彩のことが好きで、自分の美しさに誇りを持っている子だと思ったと話す宇垣は、彩を演じる上で「絶対に肌荒れを起こすわけにはいかないという恐怖心がありました(笑)」と知られざる苦労を語った。そして美しさに固執する彩との共通点を聞かれると、「固執するきっかけとなったのは他者からの心ない容貌に対する言葉。それはこの世界に生きていて誰しも一度は受けたことがあると思いますし共感できるポイントでした」と話した。また光晴役の福山翔大とは互いに映画好きが高じたこともあり、話題に事欠かなかったと明かす。ただ撮影ではケンカシーンが多かったとのことで、「毎回試合前みたいな、『今日はよろしくお願いします』みたいな挨拶をしてがんばっていました(笑)」と当時の様子を振り返った。

左から横田真悠、吉川愛。

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左から箭内夢菜、横田真悠。

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記者から「明日、私は誰かのカノジョ」に出てくるキャラクターの中で、男女関わらず恋人にするなら誰かと問われると、吉川は彩、横田は雪、箭内はリナ、宇垣は萌とそれぞれ別々のキャラクターを回答。さらに原作でも人気があると言われている“モブおじさん”についての印象を聞かれた宇垣は「クオリティが本当に高くて(笑)。ウッてなる一方で憎みきれない、愛嬌のあるキャラクターでした」と話し、横田は「実際に飯田さんからお金をもらうシーンがリアルだなと思いました。タクシーの運転手さんから隠れて渡すんだなって」とその新鮮さを楽しく語った。

最後に吉川が「1話ではいろんな雪ちゃんの姿が見れますし、続きが気になるようなお話がたくさん出てきて『明日カノ』がどんどん楽しみになっていくので、まずは1話をじっくり見てほしいなと思います」と、放送を楽しみにしている視聴者へ語りかけ合同会見は終了した。

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ドラマイズム枠「明日、私は誰かのカノジョ」

2022年4月12日(火)深夜
原作:「明日、私は誰かのカノジョ」をのひなお(Cygames)
出演:吉川愛横田真悠、齊藤なぎさ(=LOVE)、箭内夢菜楽駆、井上想良、ゆうたろう、福山翔大、藤原樹(THE RAMPAGE)、高野洸宇垣美里ほか
監督:酒井麻衣、近藤幸子、菅原正登
脚本:三浦希紗、川原杏奈、イ・ナウォン

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(c)「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

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