同イベントはアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の歴代の主人公キャストである、ジョナサン・ジョースター役の
「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの歴代主人公が集まるイベントはこれが初めて。まずは「ジョースタートーク」と銘打ち、「ファントムブラッド」から「黄金の風」までのエピソードをさまざまなテーマで振り返るクロストークが展開された。最初のテーマは、「データで見るジョースター家の歴史ッ!」。プロジェクトスタートからの経過日数は3309日、アニメシリーズ総制作話数156話、総キャスト数313人、総スタッフ数2390人、アフレコ台本に認識された「ッ」の数9979個など、さまざまな数字をもとにトークを繰り広げる。
続くテーマ「ジョースター家、その法則ッ!」では、「ジョジョ」の収録現場での法則が語られる。どの部でも共通しているのが「ジョジョ」のセリフ「ッ」にまつわるエピソード。「『ッ』感をもっと出して下さい」「台本修正がほぼ『ッ』」といったさまざまな思い出が登場し、キャスト陣も盛り上がる。また演じているうちに役者とキャラクターが一体化してしまう、という法則について、小野大輔からはアブドゥル役の三宅健太やイギー役の福圓美里、小野友樹からは億泰役の高木渉らの名前が例として挙がった。
さらに自分が出ていたもの以外で好きな部を語り合う場面も。大学生時代に原作の5部にハマっていたという小野大輔は、5部が好きすぎてブチャラティの髪型を真似したことがあると告白。また杉田はまだ演じる前から「ジョジョ」のゲームでジョセフを好んで使っていたと述べ、その後自分がジョセフ役を演じることになるとは思っていなかったと語る。さらに小野賢章は、3部で小野大輔、4部で小野友樹が主人公を演じたことで、同じ"小野"であることから密かにプレッシャーを感じていたと明かし、笑いを誘っていた。
次のコーナーでは、ファンからの事前投票による各シリーズのベストシーン上位3位をランキングで紹介。それぞれのエピソードについて、キャスト陣は収録のときのエピソードや思い入れを語りながら解説をしていく。そして1部は「ジョナサンの最期」、2部は「シーザーの死」、3部は「承太郎VS DIO(ザ・ワールド)」、4部は「仗助VS吉良吉影」、5部は「ジョルノVSギアッチョ(ホワイト・アルバム)」のシーンが1位を獲得。ステージ上ではそのシーンが、キャスト陣による生アフレコで披露された。
そしてイベントの終盤ではアニメの新情報が解禁に。第6部「
最後の挨拶で、興津は「『ジョジョ』の歴史を作っていくんだという熱い思いを実感しています。こうして6人並んでいることが幸せです」、杉田は「この瞬間も成長は続いていて、物語は紡がれている。今日発表になったファイルーズあいさんの徐倫も楽しみです」とコメント。続く小野大輔は「6部のアニメ化、おめでとうございます。頑張ろうね」とファイルーズに微笑む。また小野友樹は「ここまでそれぞれの主人公たちが戦ってからこそ、6部につながっていくんですね。あいちゃんなら心配いらないな」と述べ、小野賢章は「自分が発表されたときのことがフラッシュバックして、自分までドキドキしました。僕はやっと肩の荷が下りた気分なので(笑)、いち視聴者として楽しみにしてます」と語った。
さらに荒木飛呂彦から、第6部のアニメ化に向けたメッセージ動画も到着。最後は「ファントムブラッド」の主題歌「その血の運命」を富永TOMMY弘明が生歌唱しイベントを締めくくった。
※記事初出時、キャスト名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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りるる @shinz189
「ジョジョ」イベントに徐倫役のファイルーズあい登場「お芝居を通して愛が伝われば」 #SmartNews https://t.co/cVmJege3MK