兄であるちばてつやのアシスタントを務めるうちに、自身もマンガ家としての道を歩み始めるようになったちばあきお。1972年より月刊少年ジャンプ(集英社)で「キャプテン」の連載をスタートさせ、そのスピンオフとして1973年からは週刊少年ジャンプ(集英社)で「プレイボール」を並行して発表した。
「『キャプテン』の前 -ちばあきお初期作品集」には、これまで単行本に収録される機会がなかった作品を中心に掲載。著者のデビュー作とされる「サブとチビ」よりも前に描かれた「リカちゃん」をはじめ、掲載誌を探すことも困難な読み切り、設定ラフ画やカラーイラストも収められる。さらにはたのしい幼稚園(講談社)に掲載された、ちばあきお版の「あしたのジョー」も。復刊ドットコムで同書を購入した人には、単行本の表紙イラストなどを用いた複製原画が先着でプレゼントされる。
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志池 一利 @cazoo_ck
ちばあきおの初期作品を集めた1冊、自身が描いた「あしたのジョー」も - コミックナタリー https://t.co/qaqURJzHhj