冲方の同名小説をコミカライズした「ばいばい、アース」は、さまざまな動物の形をまとう亜人の世界で、何の特徴も持たない人間として生まれた少女・ベルを描く異世界ファンタジー。尻尾も耳も角もない自分を“のっぺらぼう”と呼び、奇異な目で見るこの世界で疎外感を感じていたベルは、いつか自分と同じ種族に会える日を待ち望んでいた。そんなある日、ベルは師匠・シアンに代わり、チェーサー湖に迷い込んだ“八つ手(ネグローニ)”を退治しに訪れるが……。
1巻の巻末には冲方の書き下ろし小説「バーカウントの守人」前編、2巻の巻末には後編が収録された。「ばいばい、アース」はヤングキングアワーズ(少年画報社)にて連載中。
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