「海獣の子供」などで知られる
水産養殖と天然資源を共存させることで、 多様性のある美しい海を後世につないでいきたいという思いが込められた「うみとさち」。同プロジェクトを立ち上げたウミトロンの山田雅彦氏は「太陽光が降り注ぎ、サンゴやプランクトンの光合成や様々な生物の食物連鎖によって繋がる私たちの海。そんな未来に繋いでいきたい豊かな海のイメージをぜひ五十嵐さんに描いていただきたいと思い、作画をお願いしました」と述べ、五十嵐は描き下ろしたビジュアルについて「海の多様性の中に人の営みも当たり前にいられるように。 それがきっと本来の姿であるという願いをこめて描きました」と語った。五十嵐の作品は、近日中に「うみとさち」の公式サイトで公開予定だ。
また「うみとさち」では、1月17日までMakuakeにてクラウドファンディングを実施中。このたびリターン品に、五十嵐の描き下ろしビジュアルを用いたトートバッグやタンブラーが追加された。さらに首都圏の量販店で今後、環境の持続可能性により配慮した養殖魚を販売予定。その際にも、五十嵐によるビジュアルが使用される。
五十嵐大介コメント
水産業はじめ農業林業など人の営みの根幹を支える産業は、同時に未来につながる最先端の産業でもあると思います。未来を見つめる活動に敬意を表し期待しています。
海を取り巻く環境について、厳しい報告が続いています。でも環境問題という言葉すら無かった頃に比べ、私たちの意識は少しずつ学びながら良い方向に進んでいると思います。人にとっての豊かさと海が本来持っている豊かさがイコールになるような関係になっていければと思います。
海の多様性の中に人の営みも当たり前にいられるように。それがきっと本来の姿であるという願いをこめて描きました。
ウミトロン共同創業者・山田雅彦氏コメント
創業当初からの想いとして、Empower Nature though Technologyというものがあります。これまでは人間中心に使われていたテクノロジーですが、今後は自然をサポートするために活用していきたいという意味が込められています。
五十嵐さんの作品の世界観はウミトロンの創業背景に繋がる共感ポイントが多く、今回ご一緒いただけて非常に嬉しいです。
太陽光が降り注ぎ、サンゴやプランクトンの光合成や様々な生物の食物連鎖によって繋がる私たちの海。そんな未来に繋いでいきたい豊かな海のイメージをぜひ五十嵐さんに描いていただきたいと思い、作画をお願いしました。
タカナカ(東京ビッグサイト) @eijitakanaka
五十嵐大介、美しい海を未来につなぐ活動「うみとさち」のメインビジュアル描き下ろし(コメントあり) https://t.co/tfPcwDOF1p