52歳のおじさん公務員・屯田林憲三郎が、乙女ゲームの世界に悪役令嬢グレイスとして転生したことから始まる「悪役令嬢転生おじさん」。憲三郎は異世界転生を理解できるほどのオタク知識はあるが、乙女ゲームについては“娘がプレイしていた”程度でまったく詳しくない。それでも憲三郎は、悪役令嬢になったからにはそれらしく振る舞おうとするのだが、ゲームの本来の主人公・アンナに対して親目線の温かい発言をしてしまったり、攻略対象である王子たちイケメンの名前を覚えられなかったり、つい“おじさんあるある”を発揮して……。アワーズGH(少年画報社)で連載中だ。「次に来るマンガ大賞 2020」ではコミックス部門の4位にランクインした。
「機獣新世紀ZOIDS」「ツマヌダ格闘街」などで知られる上山にとって“新ジャンル”といえる本作は、SNSに投稿した作品が約16万いいねと人気を博したことから連載化に至ったもの。単行本収録のあとがきマンガでは執筆の裏側も語られた。
なお本日同時発売となったアワーズGH2021年2月号では、「悪役令嬢転生おじさん」が表紙と巻頭カラーを飾っている。
※記事初出時、キャラクター名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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上山道郎 @ueyamamichiro
52歳の公務員が、乙女ゲームの悪役令嬢に!上山道郎「悪役令嬢転生おじさん」1巻(試し読みあり) https://t.co/DzlF4loVQd